日本橋は大阪のアキバというけれど その3

僕のイメージだと日本橋はアキバというより
池袋に近いかも知れません。


池袋って特に「○○の町」ってのはなくて混沌としてますし
それに池袋には「乙女ロード」という女性のおたく専門の
通りがあるんですが、駅から微妙に遠い点や
それぞれの店の規模とか数とかが丁度日本橋ぐらいなんですよね。


でも、規模からすると
アキバ>乙女ロードで、男>女になるんですが
おたく界でこういう現象が起こってるのって
東京だけなんですよね。
他の地方は女性が圧倒的に強い。
同人誌即売会なんかも、女性向けはどの地方も定期的に
やってますけど、男性向けは大阪ですら
大きなイベントやり始めたのごくごく最近ですからね。


この辺は男性と女性の同人に対しての考え方の違いが
大きく関係してるような気がします。
女性は「同じ萌えを共有出来る仲間を求めて即売会に行く」
っていうサークル的な感覚なのに対し、
男性は買い手は「いい本を買う為に行く」
売り手も「より多く本を売って儲ける」という感じで
完全に「商売」として成り立っちゃってるんですよね。
「サークル参加者」「一般参加者」というより
完全に「作家」と「客」と関係になっちゃってます。


「商売」である以上、資本主義の日本では数が多い方が有利な訳で、
そうなると人口の多い首都圏が大きく発達し、地方が先細って行くのは
悲しいけどこれが現実なのよね。


まぁ、弱小ヘタレマイナーサークルをやってる僕としては
男性向けも女性向けみたいな志向になってくれると嬉しいんですけどね。


「ヘタレでもいいじゃない 同人だもの みつを」