爆笑オンエアバトル5月18日放送分:昨日の風はどんなのだっけ?

最後の方、フロントストーリーの低KBをきっかけに書かれている
「関西の劇場である程度のポジションを築いている人たちが、
オンバトで初戦惨敗ってパターン」なんですが、
こういう番組って初挑戦の場合
「自己紹介」と「勝負ネタ」を併せ持った要素のあるネタをしないと
いけないんですが、そういうネタで初挑戦の時に挑んだのって
baseではNON STYLE(しんにょう)と鎌鼬(家庭教師)ぐらいですもんね。


僕は本人らも、そしてbaseの作家さんとかも
そういう「自己紹介+勝負ネタ」というのが
実はどういうモノかが解ってないんじゃないか?
って気もするんですよね。
「いつもbaseでウケるネタ」を持ってきたけど
逆に言うと「baseでしかウケないネタ」だったり
反対にオンバトを意識したネタを持ってきたけど
オンバトの客層を何かカン違いしてウケなかったり
というどっちかになってしまってるんじゃないかと。


また天津の話になって申し訳ないのですが
天津でそういう「自己紹介+勝負ネタ」の要素を持つのって
前に取り上げた「脳内メイドゆみみ」だと思うのですが
あれを「オンバト一発目にやろう」という考えに
天津や周りの人間がたどり着くかなんですよね。


むしろオーディエンスで「客を引かせてはいけない」という考えから
キモさの薄い「コンビニ」「文房具オタク」「寿司オタク」
というチョイスに至ったのかも知れない。
でも、この辺のネタって応用編というか、向のオタクキャラありきというか
最初に「脳内メイドゆみみ」やって
「こんなメイド大好きなキモイ奴と漫才やってますねん」
っていうのをお客さんに浸透させてから
その次にやるネタだと思うんですよ。


万が一お客さんドン引きで例えば百何KBでも
彼らの芸風から考えるとそれはそれでオイシイと思うんですけどね。
他の番組出た時にネタとして使えるし。


まぁ、とにかく吉本って一度落ちたら、次なかなか出してもらえないシステムなんで
オンバトに出るときは研究に研究を重ねて
ネタをチョイスして欲しいと思います。


それは2戦目、3戦目も同じなんですけどね。
さっき「良い例」として名前を出した鎌鼬
2戦目、普通なら次の勝負ネタ「言葉のチカラ」を
持ってこないといけない所を
なんか違うネタをチョイスしまくって
低KBで落とされてますからね。


そう考えると毎回、きっちり勝負ネタを持ってきて
チャンピオンまで行ったノンスタは凄いと思いますし
彼らの芸風やネタの好き嫌いは別にして
そういう「計算が出来る」所を
お笑いファンはもっと評価すべきだと思うんですけどね。


でも、お笑いファンって笑い飯とか千鳥みたいな
不器用な芸人好きな人多いですね。
たぶん「萌え」ちゃってるんだろうなぁw