ナゼ、大阪の若手はネタを練れば練るほど平易になって行くのか?

前に書いた天津のネタレビューに
おりたさんからトラックバックを頂いたんですが
そこに天津のネタの傾向からこういう事が書いてまして


でも大阪の若手の人に多い傾向ではあるんですよね、ネタを練れば練るほど、ダメにとは言わないけど、普通というか平易になっていって、最初のネタがまだ荒削りな頃にあった魅力が消えていくパターンは、なんか本来なら練れば練るほど、膨らんで行かなくてはいけないはずの細かいディティールがどんどん削られて、平易な受けるパターンに置き換えられていくというのが、いまの大阪の同じ客層の客の前ばかりでやっている弊害の一つが、出ている所なんでしょうか?


まぁ、この傾向は昔、関西ローカルの番組で千原ジュニアお〜い!久馬
「芸人、何が面白いのかわからんようになる事がある」
って言ってた事がありまして、
たぶん、ネタを練ってるウチに何が面白いのか?
自分らはそもそも何をやりたかったのか?というのが
わけわからんようになっちゃったんじゃないかな?
って思うのですが、
そういう事になった時、いい方向に導いてあげるのが
相方なり、ホームのお客さんのハズが
両方も悪い意味での「理解者」になっちゃってるんじゃないでしょうか。


これは「エリート」の下りで書こうと思ってたんですが
baseのお客さんって女性が多いせいか
どうも、芸人の「ママ」になっちゃってる感じがするんですよね。
やってる芸人も芸のベクトルが「ママ」に向けてのモノに
なってしまっている感じだし。


前、何かの番組で天津がネタやった時に
2chの実況スレ行ったら、案の定
「エセオタク」と罵られていたんですが
それを見た天津のファンの人が
「君たちオタクから見たら物足りないかも知れないけど
これからなんだから見守ってあげようよ」ってレスして
「お前はお母さんか!」って思った事ありましたw


それで、大阪の若手芸人がアウェーの場に行った時
ママが居ないのにママに向けての芸をやってしまって
見てる人が「?」なってしまう。


そう考えると
「いまの大阪の同じ客層の客の前ばかりでやっている弊害の一つが、
出ている所なんでしょうか?」

というのはあながち間違ってないかも知れませんね。