オールザッツ漫才200777をちょっとだけ見ました

かなり長丁場なので、小分けにしつつ鑑賞。

麒麟がM-1準決勝でやってたネタをやってたんですが
いやー、これでは決勝に行けないですわｗ

内容書いちゃうと川島が田村に二万円を盗んだ事を疑う
という冒頭なんですけどね
もう、田村がお金持ちになったのみんな知ってるし
いや、それ以前に「田村は貧しいが正しく真っ直ぐに育った」
というのは、もうみんなの認識にあると思うんですよね。

要するにネタに説得力が無い。
まぁ、一歩譲ってこのパターンがアリだとしても
それなら「盗った盗らん」のかけあいを漫才にすればいいのに
ナゼか、昔やった「通販番組」をベースに乗せて話が進行していく。

実はこれが問題で通販のネタも昔に比べて
省略形になってるし、かといって
泥棒の話がメインに来ることもない。
要するにどっちつかずになってるんですよね。

特にこの「通販番組」のネタは元がよく出来てる為に
非常にもったいない事をしています。

結局このネタの敗因は、川島が田村のキャラを
イマイチ理解していない事にあるのではないかと思います。
「小説ネタ」の頃は把握出来てたハズなんですけどねぇ…。

それに比べるとハリセンボンは
本当に自分らのキャラと言うか
ウリをよく理解してますわ。

その辺なんですよね、M-1で僕が一回戦2位の点数付けたのは。
コンビ暦4年であれは凄いわ。

たぶん、今居る「タレントと漫才師を兼用してる芸人」
は誰も彼女らに勝てないんじゃないでしょうかね？
あ、唯一タカアンドトシだけですね、彼女らより上なのは。