お笑いアンテナが狂うのはむしろ男:タケルンバ卿日記

一つ誤解があるみたいなので最初に書いときますが
トラバを頂いたようなので、トラバ返しをしたいと思うのですが
僕がタケルンバさんのこのエントリーを読んでて思ったのは
ちょっと「女はこう、男はこう」というのを
タケルンバさんの方がむしろ決め付けすぎてるんじゃないかな?
とも思うんですよね。
なんか見てるとタケルンバさんの過去の経験を
そんままお笑い論に当てはめちゃってると言うかw


僕は大阪のお笑い界しか見れないので
(テレビだと芸人は見れますがファンまで見えないので)
あくまでそれを基準に語りますけど
大阪の若手芸人が好きな女の子って
タケルンバさんの言うほどドライじゃないというか
なんか、むしろ「腐女子率」が凄い高いし
そういう女性は芸人を「異性として意識してる」部分が大きいと思います。


まぁ「腐女子」である事は別にいいんですが
問題は大阪の若手のお笑いファンって
「自分が腐女子である」という自覚が無い。
むしろ、ちょっと自分の好きなタイプと違う芸人
(特にちゃらちゃらした芸風に見えるような芸人)
やそのファンを逆に「腐女子」呼ばわりして
叩く傾向があったりして
そこが端から見てて非常にみっともなかったり、
大阪の若手芸人が、無自覚のウチに腐女子仕様に
カスタマイズされてたり
そのお陰で、劇場より外に出た時に
今まで、大阪ではそれなりのポジションだった
芸人がなかなか成果をあげられなかったりするんですよ。


僕はあのエントリーでそこの問題点を指摘したかったというか
「せめて大阪の若手お笑いファンが腐女子である事を自覚して
くれれば、大阪の笑いがもっと良い方向に進むのに」
って思って書いたんですよ。


あと、後半の男が女芸人を見る視点についてですけど
男は内容よりビジュアル重視な部分というのはあると思います。


ただ、だからこそ可愛い子や綺麗な人には
イロモノ的な事をして欲しくないという願望や
そういうことをされるといくら綺麗な人でも引いてしまう
という傾向があると思うんですよ。


ちょっと前に「みなさんのおかげでした」で
関根勤宇都宮まき
「ネタはしなくていいから、彼氏の部屋にきた雰囲気を再現して欲しい」
とリクエストした事がありますよね?
僕はあれが男の本音だと思います。


あと、タケルンバさんは鳥居みゆきを例に出してますけど
いや確かに鳥居みゆきは顔は美人ですけどね、
その芸風はとても男を「萌え〜」な気分にさせるモノとは
程遠いし、大半の男の人は彼女を「女」としてではなく
「芸人」として見るんじゃないのかなぁ?
いや、あんな目ぇひん剥いて「ヒットエンドラーン!」
なんて叫んでる女「面白い」と感情は生まれるけど
「女として惚れる」という感情は生まれないと思うんですけどね。


まぁ、鳥居みゆきを「女」として惚れてファンやってるヤツも
居てるには居てるでしょうけど
そういうのってお笑い界全体で見たら
凄いニッチなニーズだと思うんですよね。
だから、そいつがどう思おうと別にお笑い界には
何の影響もないからどっちでもいーやって感じです。


もし、今後そういう男のお笑いファンが増えて
それがお笑い界を残念な方向に導きそうになった時は
そういうヤツらを批判するとは思いますが
まぁ、そんな日は来ないと思いますよ。