アニメの丸上げやらMADやらの話

まぁ、最近何かと周りがこの手の話で持ちきりですが
とりあえず、僕が思うのは
人間が「悪い、悪くない」を判断する上で
「法律」というものよりも
「人間として悪なのかどうか?」
という感覚的なモノが基準になるように思えるんですよね。


アニメの丸上げやMADは法律的にもちろん黒なんだけど
「人間としての悪の行為」という事を考えると
そんなに「悪い」という感覚的なモノは
薄いと思う人が結構居るんじゃないかと思うんですよね。


あと、アニメの作品って権利者から見れば
もちろん権利者のモノなんですが
テレビで放映を見てる人にとっては
「みんなのモノ」という考えがあるんじゃないかな?と。
「みんなのモノなんだから共有したっていいじゃん」
みたいな考え?


さらに、録画したソフトやデータに至っては
「自分の所有物」と捕らえる人も少なくないと。
「俺のモンだから、どうしようと俺の自由だ!」
みたいな。


この辺を「みんなのモノであるけど、みんなのモノでない」
「お前のモノだけど、お前のモノじゃない」
という説明みたいなのが
結構今までなぁなぁになってたのも
昨今になって、こういう事が起こってる
要因じゃないのかな?っていう気がするんですよ。


権利者がよく口にする「スポンサー」も
一般的な生活をしている人間にとっては
非常に「謎」な存在ですしね。


テレビ見ても最初と最後にテロップが出て
番組中にCM流れるぐらいしか情報ないし
それで「スポンサーの役割を全て把握しなさい」
っていうのは結構至難の業だと思いますよ。


その辺の説明とかもうちょっとちゃんとして欲しいんですが
「DVDが売れなくなる」とか
トンチンカンな事言い出す人も居ますしね。
そんな単純な問題じゃないやろとw