ジャイケルマクソン2010年4月27日放送分

この日のテーマは「2トップジャイケル」という
タイトルで何かにちなんだ2人の芸人を呼んで
トークするというモノだったのですが
たぶん、スタッフが本当にフィーチャーさせたいのは一人で
後の一人は保険って感じでしたね。


天津向、とろサ久保田ペアは本命が向で、保険が久保田
ロザン菅、麒麟田村ペアは本命が菅で、保険が田村
ウーマン村本、天竺川原ペアは本命が村本で、保険が川原


ただ、本命が本命として活躍してたのはロザン菅だけでしたね。
向と村本はそもそも「人間として笑いにならないダメな所」
を出演者なりスタッフなりがいじろうして
当然笑いにならず、なんかイヤーな感じになってましたからね。


向とか凄く頑張って前出てたけど
そもそもベクトルが間違ってるから
どんなに頑張っても無意味というか
むしろマイナスになっちゃうんですよね。


なんかね、まだ村本は「そこの部分を暴かれると
自分がこれからやっていく上でマイナスになる」
っていうのが判ってるぽいので救いがあるんですけど
向はそのダメな部分をむしろ芸にしようと
頑張ってしまうのが、いろいろヤバイなぁと。


向は久保田と共に「生理的に嫌がられる2トップ」で
出てたんですけど、久保田は確かにそんな感じなんですよ。
なんかこう「雰囲気で嫌がられる」みたいな。
普通に女の子に挨拶しても、嫌な顔されるタイプ。
南キャンの山ちゃんとかと同列のタイプ。


ただ、向ってそこまでじゃないんですよね。
むしろ「可愛げのあるキャラ」を演じたら
意外とモテてしまったりすると思うんですけど
アメトーークの「じゃない方芸人」ではそんな感じでしたし)
本人が「女の子が何も思ってないのに
『どうせ、お前は俺の事気持ち悪い思てんねやろ!』
って逆アップかましちゃうタイプ」
なので、非常に厄介なんですよね。


晒さなくていい「自分の気持ち悪い部分」を
自ら晒す方向に持って行ってしまったりもするし
なんか卑屈というか、ヤケクソに見えるんですよね。
だから、頑張れば頑張る程イヤな感じになる。


なんか見た目は雰囲気はさほどでもないのに
「言動で人を不愉快にしてしまうタイプ」なんですよね。


なんか、二人が客席の女の子にブーイングされた時も
向って「お前ら、どうせ男選り好みしすぎて売れ残るんじゃ!」
っていう類の事を、なんか凄く具体的な例を挙げて
言おうとしてましたからね。
結局、説明が長すぎてぐずぐずになったのを
久保田が「正月に死ね!」でオトしてくれましたけど
なんか罵声を受けた時の言い返しって
そんなんでええと思うんですよね。


向の言った事が、ちゃんと伝わってたら
それはそれでイヤ〜な空気なってたやろうし。
なんか向って、女性への敵意がなんかガチなんですよね。
久保田はまだ笑いにしようとしてたけど。
だから向は心にだいぶ闇を持っとるなと。


で、最初の方に戻りますけど
向はそこをネタにしようとしてる傾向があって
ある日のブログでも
(まず、この文章が闇の部分がかなり出てるんですが)

僕ができるのはただ抱えたコンプレックスをぬるぬる排出することくらいでしょうか。

彼の抱えてるコンプレックスって
さっきから書いてる通り「笑えない」部分なので
むしろ隠さないといけない部分なんですよね。


向が自分で気付くのが無理なら
周りがなんとかしないといけないのに
むしろ助長してしまってるのがなぁ…と思いました。


ちなみにこの回の真の優勝は陣内。
そして2トップはその陣内の面白エピソードを語ってくれた
ロザン菅と中川家剛でした。