ウルティマ探検隊

西川「こんばんは、西川です。」
松本「松本です。」
松本・西川「レギュラーです、お願いします!」
松本「好きなRPGは『未来神話ジャーヴァス』
 レギュラーです、お願いします!」
西川「松本くん、何そのゲーム?聞いた事ないで。」
松本「知らんのかいな、西川くん。ファミコン
 バッテリーバックアップを搭載したRPGやねんで。」
西川「へぇー。」
松本「ま、ゲームはぜんっぜんおもんなかったけどな。」
西川「アカンやん!」
松本「ぜんっぜんおもんなかった。」
西川「そんな事より松本くん、
 『ウルティマ〜恐怖のエクソダス〜』買って来たで。
 ウィザードリィと並ぶRPGの元祖や、 早速家帰ってプレイしよ。」
松本「アカンて!西川くん。ファミコン版のウルティマ
 めちゃめちゃクソゲーやねんから!
 ウィザードリィのつもりでやったらエライ目に遭うで!」
西川「ホンマかいな!俺これ定価で買ってんで!それが…グゥー…」
松本「アカーン!西川くんがクソゲーを買ってしまったショックで気絶してしもた!
 こうなったらあるあるさんトコの探検隊呼ばなアカン!」


松本「西川くん、ほな行くでぇー、グフフフフ…ズズビズバズビ、ハイ!ハイ!
松本・西川「ハイ!ハイ!ハイ!」
西川「ワオ!」
松本・西川「あるある探検隊あるある探検隊あるある探検隊!」
松本「あそーれ」
松本・西川「あるある探検隊!」


西川「決まったな、松本くん。」
松本「決まったな。」
西川「ほな、松本くん、今からウルティマをプレイしてて」
松本、西川「あるある」
西川「と思う事を言うて行くで。」
松本「よっしゃわかった!西川くん!つめて!」


松本「ほな、行くで」
西川「よっしゃ」


♪敵からちっとも逃げれない


松本・西川「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!」
西川「ワオ!」
松本・西川「あるある探検隊あるある探検隊!」


西川「これあるあるやな。」
松本「あるあるやな、『にげる』のコマンド自体が無いからな。
  敵に殺されるのをじっと待つしかあれへんもんな。
  あれ悲しいでな。」
西川「悲しいでな。この調子でどんどん行くで」
松本「まかせといて」


♪宿屋がなくて野垂れ死ぬ


松本・西川「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!」
西川「ワオ!」
松本・西川「あるある探検隊あるある探検隊!」


西川「これあるあるやな。」
松本「あるあるやな、傷ついて町に戻っても宿屋がないから
  HPが回復出来へんねんな。」
西川「ほな、もう死ぬしかないやん。」
松本「一応離れた町に回復してくれる医者がおんねんけど
  めっちゃ金取りよんねん。
  あいつらすぐ足元見てくるからな。」
西川「あくどいな。ほな、次のあるある行って。」
松本「わかった!」


♪能力全然上がらない


松本・西川「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!」
西川「ワオ!」
松本・西川「あるある探検隊あるある探検隊!」


西川「これもあるあるやな。」
松本「あるあるやな。レベル上がってもHPしか上がらへんからな。
 こっちは全然強なってないのに、
敵のシルエットがどんどん凶悪になって行くからな。」
西川「ほな、全然勝ち目ないやん。」
松本「一応見知らぬ土地に能力を上げてくれる神殿があんねんけどな。
 裏技*1使ったらカンタンに能力MAXになるから、有り難味もなんもあらへん。
西川「アカンやん!ほな次のあるある行くで」


♪魔女とシスター混ざってる


松本・西川「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!」
西川「ワオ!」
松本・西川「あるある探検隊あるある探検隊!」


西川「これはパッケージの女の子の事やな。
 衣裳は魔女やけど杖はシスターやもんな。」
松本「あれ、たぶん戦士、魔法使い、盗賊、シスターのパーティー
 したかったんやけど、絵的に地味やから、魔女にしたんやろな。
西川「でも、松本君。魔女って全然使われへんな。」
松本「MAXまで極めな意味のない『法力』と『器用さ』がどっちも中途半端やからな。
 魔女と僧侶と化学者でパーティー組んだらクリアは絶望的やからな。」
西川「ほな最後、ウルティマやった人みんなが共感出来る」
松本、西川「あるある」
西川「というフレーズを最後にビシっと決めてや。」
松本「よっしゃ!」


♪のん子の頭がデカすぎる


松本・西川「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!」
西川「ワオ!」
松本・西川「あるある探検隊あるある探検隊!どうもありがとうございましたー!」

*1:ダミーキャラを作って、お金を能力がMAXになるまでの金額をそのダミーキャラから徴収するという裏技