みのもんたがいじめ問題で某芸人を大批判

まぁ、「テレビといじめは関係ない」という意見もあるんですが
これ「テレビの芸」と「学校のいじめ」
の二つだけを見てると一見無関係のようなんですが
トーク番組とかで出川哲郎松村邦洋
プライベートでタチの悪い奴にからまれる話とかを聞くと
結構「テレビのいじめられキャラ」を見て
「俺らもコイツをいじめていいんだ」という錯覚を
起こしちゃう人って居るみたいで。


例えば東京に住んでる人は出川や松村を
街中で見かけて、からむ事が出来るけど
地方に住んでる人なんかは
周りに出川や松村が居ないから
代わりにクラスで弱そうな奴を
出川、松村に見立てていじめる
いわゆる「バラエティごっこ」をしてる奴って
結構多いんじゃないかな?って思います。


でも、テレビの「いじめられキャラ」っていうのは
仕事としてギャラを貰って、台本があって
いじめてる側の人とちゃんと打ち合わせをした上でやってる訳で、
それを親がテレビにそういうシーンが映るたびに
ちゃんと子供に教えてあげるべきなんじゃないかな?
って気がします。


「今までそんな事教えなくてもみんな解ってたのに」って言う人は
「だからみんなが教えるのをサボって、その結果がこうなった」
というのを理解するべきでしょう。


よく、ここ近年イキナリ若い奴がおかしくなった
みたいな言い方をする人が
特に団塊の世代とかに多いんですけど
実はもうその団塊の世代の人がの子供の頃から、
ちょっとずつゆっくりとひずみが進んでいたんじゃないかな?
って思うんですよ。


でも、高度経済成長やバブル絶頂で
みんな気付かないまま通りすぎてしまった。
そして、ちょっとひずみが大きくなって
目に見えるようになっても「このくらい大丈夫」
と見て見ぬフリをしていた。


それが今になってこうなっちゃったんじゃないかな?
僕はそう思ってます。