シャフトまんがまつり

ひだまりスケッチ#5

ゆのが高熱に浮かされ、変な夢を見るお話。
夢の世界の不可思議な感じを
上手く演出で表現した名作でした。


途中フリフリの服が大量に出てきたとき
「こんなの着れないよー」といいつつ
着てしまうのとか、リアルだわー。
夢って起こってる出来事がどう考えてもおかしいのに
ナゼか受け入れてしまうんですよね。


夢以外とだと宮子の「君は完全に包囲されている。
観念して大人しく出て来なさい!」という
仲のいい友達がいかにも言いそうな
ギャグにサイレンの音や
拡声器を使ったような声の変換を
してたのがなんか面白かった。


というか今回の演出、尾石達也かと思ったら違う人だった。

ネギま!?#26

いよいよ最終回。
今回は「ぱにぽにだっしゅ!」の最終回を
彷彿をさせるようなショートストーリーを集めた展開でした。
やっぱりここのスタッフはこういう形の方が向いてるのかな?


そしてここに来て主要キャラ3人を除く
ほぼ全員コスプレカードという大盤振る舞い。


いや、ひとえに思うんですが
このアニメ、31人生徒全員にスポットライトを
浴びせるべく結構頑張ってたと思うんですよ。


前に日記で
「目立たせるキャラを絞った方がいいんじゃないか?」
って書いた事あるんですが
よく考えたら新房監督もそれは解ってたと思うんですよ。
アニメ業界長い人ですし。


でも、それを敢えて2年A組全員に
スポットライトを当てる事に挑戦したんではないか?
そう考えると「スタッフ頑張ったなー」って思います。
図書館探検部青芝フックこと、我が嫁
早乙女ハルナも最後の方で結構重要な
セリフ回し与えられてましたし。)


さて、このアニメシリーズ、原作ファンから
「原作どおりやれ!」のクレームを
最初から最後まで言われ続けてたアニメでしたが
僕はこの言い分「魔法先生ネギま!」には
当てはまるけど「ネギま!?」には当てはまらないと
思うんですよね。


だって最初から「違う事する」って発表してるんだし、
タイトルまでわざわざ変えて。
流石にそこで「原作どおりやれ!」は
無粋な意見ではないかと。


たぶん新房監督は「原作を知らなくて楽しい、
原作を知っててなお楽しい、
オフィシャル同人アニメ」
みたいなのをやりたかったんではないかと。
(そういや「ネギま!?」ってタイトルいかにも同人っぽいですよね)


ぱにぽにだっしゅ!」の時もそういう感じで
作られたんですが、「ぱにぽに」の原作ファンは
最初の方こそ文句垂れてましたが
途中からスタッフの意図を汲み取って
ちゃんと楽しんでたんですけどね。


じゃあ、なんで「ネギま!?」に限って
こういう反発意見が多発したのかと言うと
僕は「第一期の時の不満を八つ当たりされてる」
んじゃないかと思うのです。


たぶん第一期で原作ファンが納得出来るような作品に
仕上がってたら、今回のやり方も
ちゃんと理解して受け入れられたと思うんですよ。


人間って自分の欲求さえ満たされれば
他のモノを受け入れられる余裕が生まれますからw


まぁ、確かに「基礎が出来てなかったのに
応用編に飛ぶのはどやねん?」という事は感じますけど
原作ファンでそういう分析をした人は居なかったなぁ。
みんな「原作と違う!原作通りやれ!」の一点張りだったし。

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