はりけ〜んず前田登単独イベント「登風〜のぼるストレート〜inうめだ」レポート

さて、ライブレポです。

コント「前田医院」

いろんな声優さんが病院に来て
前田さん扮する医者に相談するといったコント。
ネタにされた声優さんは
竹内順子浅野真澄緒方恵美小西克幸神谷明


相談内容はプライベートネタから、演じてるキャラのネタ
そして、それの治療法もアニメやら世の中の
さまざまなジャンルから引っ張ってくる。
いろんな意味で幅広さを感じさせられました。
(特にAice5のポジションに困ってるますみん
モーニングコーヒーのPV渡しますんで
中澤だけを見て下さい。何か掴めると思うんで。」
という下りは元モーヲタの僕にはメチャメチャツボにハマりましたw)


さて、本来ならここで終わるはずなんでしょうけど
そこから、大阪公演での特別バージョン
ゲストの松岡由貴さんが影ボイスを担当し、
井上織姫エヴァンジェリン大阪さん
患者として来る事に。


特に最後の大阪さんは大爆笑でした。
いやー、こういう時のボケ役にピッタリのキャラですわー。
さすが俺の嫁


そしてラストには急患役でなんと松岡さんご本人登場!
小田和正を追いかけて車にはねられた」という
プライベート(?)オチで幕を締めました。


最初ぶっちゃけ楽しめるか不安だったんですが
これでその不安が吹き飛びました。

VTR「アニメ大喜利その1」

お題は古谷徹が突然の引退!ナゼ!?」
僕はすぐ脳内に若井おさむの姿が浮かんだんですが
まぁ、流石にそんなベタな方向には行きませんわなw


答えは「オヤジにも殴られたから」

ゲストコーナー

そして、さっきのコントの流れでゲストコーナー。
松岡由貴さん再度登場。
なんでも、さっきのコント出演は
松岡さんの提案らしいです。


前田さんと、プライベートでも仲がよいらしく
松岡さんがよく飲みに誘われるとの事。


前田さんの
「前のイベント以降、お笑いの人と仕事した事あります?」
の問いに、松岡さんが「有野さんとこの前テレビの仕事した」
と答えると、前田さんが
「金があったら有野呼びよんねん!金がないとき俺やねんけど」
とボヤいてました。


そして、さっきのコントのオチの話から
松岡さんの好きな男性のタイプ
小田和正野田秀樹が好きらしい)
そこから、男性声優の話へ。


前田さんが「若本さんとかどうですか」
と聞くと松岡さんが「あーノリピーねー」


ノリピーってアンタw
と思ってたらどうも声優さんの間で
若本さんを影でそう呼んでるらしい。


そこから若本さんエピソードトークへ。
とにかくアドリブを入れまくる人らしく
5回NGを出して、音響さんに「台本どおりお願いします」
と注意されたり、
喋るのが遅いのでパク(キャラの口の動き)が
回を増すごとに遅くなり、最後は
若本さん自身が「遅くて合わせられない」と言う始末。


松岡さんは「若本さんに合わせてるんですよ!」
とツッコミを入れたそうです。


その後、前田さんは速水奨さんの話を振ったりして
声優さんでタイプは居ないのか?と
聞くと、松岡さんは
「声優界にいい男はいない!」
とズバリ言い切っちゃってしまってましたw


ちなみにアニメキャラで好きのは
デスノートのLだそうです。
松岡由貴ファンはみんな目にくまを描いて
椅子に体育座りをするんだ!(違)


そこから、次は会場のから貰ったアンケートに答えるコーナーに。
「これからブレイクしそうな声優さんは?」
松岡さんは困った末に「沢城みゆきちゃん?」
その答えに異様にテレる前田さん。
今更ですが前田さんがみゆきちファンなのを知りましたw


その流れで前回、マイメロのバクのアフレコを松岡さんに
アドバイスを聞いてみた所、松岡さん曰く
「竹内さんにビビりすぎ」


そこから、前田さんが竹内順子さんに
アフレコ中にイキナリスリッパを蹴飛ばされたなどの
アルクロミ様&バクエピソードを聞かせてくれました。


次の質問「最近感動した事は?」
(もしかしたら、質問の内容は違うかったかも知れない)
松岡さんはとにかく涙もろくなってるらしくて
駅とか電車の中で泣きまくってるらしいです。


次の質問「ちゅるやさんをどう思いますか?」
これは個人的にめっちゃ聞きたかったんですが
前田さんがあんまりハルヒには食指が動かないらしく
あんまり話が膨らみませんでした。


あーそれでさっきの医者コントに
鶴屋さんが出てこなかったのかー。


最後「声優さんとコンビを組むなら誰?」
松岡さん曰く「野田順子はどっちもツッコミになるし…」
との答えに前田さんが「福井裕佳梨ちゃんは?」と推薦。
「裕佳梨ちゃんは計算しなくても
どんどんボケが出てくる」と松岡さん。


他には「斎藤千和ちゃんと組んだら頭脳派の漫才が出来そう」
という話から「『ネギま!?』でモツのセリフは
ほとんどアドリブで、しかも相手に応じて臨機応変
変えてる」との話。
「あの子、天才やわ。」
いや、マジで天才ですわ。
前田さんは声の出し方を心配してましたがw


そして最後
「誰と組んでどうしても上手く行かなかった時は金朋やな。
あの子ずーっと喋ってるし、ずーっと食べてる」


結局松岡さんの相方は金朋に決まった所で
ゲストコーナーは終了しました。

VTR「アニメ大喜利その2」

お題は「6人目プリキュアの名前は?」
前田さんの答えは「キュア・ベルダンディ(CV:井上喜久子)」
ここで客席大爆笑!
さらに被せるように「キュア・ミルフィーユ」
静まり返る客席。

前田「…ベルダンディで止めといたら良かったですね」


よくわかっていらっしゃるw

コント「オタク家庭教師」

はいじぃ扮する学生の元に
コスプレした前田さん登場。


なんでも腐女子の母親の依頼で
息子を立派なオタクにするために
雇われた家庭教師らしい。


オタクの勉強とそうして
ことわざ、英語の発音、九九、数学の練習問題に
なぞらえてオタクネタをはいじぃに言わせたり
解かせたり。


途中、はいじぃの「妹が居る」の発言に
テンションが上がる前田先生。
「アニメやゲームのキャラで例えたら誰や?」
の問いにはいじぃ
「何で二次元で答えなきゃいけないんですか!?」
のツッコミにすかさず「何で三次元で答えないかんねん!」
その切り返しの速さに会場大爆笑でした。


最後、「体を動かさないとアカン!」と
ねこにゃんダンスを披露
それを見たはいじぃ「完璧すぎるだろ!」。

VTR「アニメ大喜利その3」

お題「ワンピースのXマークに続く仲間の印は?」
答えは何かのマークを描いて会場は大爆笑でしたが
元ネタがわからずorz

コント「ラブノート、でじノート」

死神が落としたデスノートならぬ
天使の落とした「ラブノート」を披露前田さん。


しかも、好みのシチュエーションを書くと
その通りになるというので
必死にシチュエーションを考えていると
突然雷鳴がしてスクリーンに謎のオッサン登場。
(なんでも、後に判ったのですがあかほりさとるらしい)


ラブノートの説明をし、そして「最後に一言言っておこう!」
「あのね…」でVが終わり
あのね商法かい!」で暗転。
大爆笑でした。


続いて同じシチュエーションで今度は
「でじノート」なるものを
拾う前田さん。


このノートに名前をかかれた人はみんな語尾に「にょ」を
付けて喋ってしまうという事で
神谷明氏や古谷徹氏の代表キャラが
「にょ」を付けて喋ってる所を妄想して
一人興奮する前田さん。


でも、一番面白かったのは池田秀一さんですね。
シャアに「にょ」は反則ですわw


そして雷鳴の後、今度はモニターに違うオッサン登場。
(なんでもブロッコリーの元社長らしい)
しかも、こういう所に出るのに慣れてないモンだから
大事な所でカミカミになって、それで暗転(えー)

VTR「アニメ大喜利その4」

お題「まっすぐGo!」に続く新しいフレーズ


答えひだまりスケッチ


…不発でしたw

天津向とオタク漫才

舞台にサンパチマイクが用意され、
天津向とお揃いの「萌えジャージで」登場。
そのまま漫才に突入。


最初は前田さんが好きなアニメや声優の話で暴走し
向が付いていけないという流れで
「あーこのまま、前田=ボケ、向=ツッコミで行くのかな?」
と思ったらあるアニメの話題をきっかけに今度は向が暴走。
ボケ、ツッコミが入れ替わるダブルボケ漫才でした。
(スタイルは笑い飯というよりコメディNo1やオール阪神巨人に近い感じ)


ここで感じたのは向の漫才の上手さ。
トリッキーな漫才も器用にこなしてましたし
途中「ナゼ、松岡さんを呼んでるのに、もっと大阪さん
話をしないのか!」と突っかかるアドリブも入れてました。
なんで、これが普段の漫才に上手い事活きないかな(苦笑)。


でも、イキナリ漫才という事で
ちょっとお客さんが付いて来てない感じでした。
例えば前のデスノートのコントで
デスノートのテーマソングかけたり
次やる永ちゃんのパロディコントでは
永ちゃんの曲かけたりしてたので
昔ながらの漫才の出囃子
(♪チャカチャンリンチャンリンテンテンみたいなの)
を流したら、もうちょっとお客さんも気持ちを
切り替えられたかも知れません。

VTR「アニメ大喜利その5」

お題「ナルトが(キャラ名失念)に怒っている真の理由」
答え「さくらの事を『さくにゃん』と呼んだから」
さくにゃんてw

コント「前沢登吉インタビュー」

前田さん扮する、永ちゃん風のロックミュージシャンが
10年ぶりの新曲という事でインタビューを受けるというネタ。


記者役のはいじぃにインタビューを受けるも
実はロックミュージシャンがオタクだったという内容で
最後レコーディング風景でオリジナルソングを披露。
ロックという事でアニメに対して毒を吐きまくってました。


ただ、慣れないモノマネや歌ネタで終始噛みまくりでしたが(苦笑)。

エンディング

ここではいじぃ、天津向登場。
松岡さんは仕事の都合で東京に帰らないといけなかったらしく
エンディングには登場しませんでした。
(ああ、それであんなに登場が早かったんですね。)


エンディングは終始「向いじり」で盛り上ってましたw
漫才で二人で出てきたとき前田さんは
向が大阪のオタク達に大人気だと思い込んでらして
「もっと歓声とかあると思ったらみんな普通でビックリしたわ!
お前人気ないな!」


いやいや、前田さん、芸人が大阪でそういう
ポジションになるのは無理ですわ。
肝心の天津の本ネタも微妙ですし。


他にも「前田さん凄い時間があったのに漫才の打ち合わせを
3回ぐらいしかしてくれない」と向が不満を漏らしてました。
でもそれであそこまでの漫才が出来たのは凄いと思いましたし
たぶん前田さんも向の腕を信頼して、そんなに練習しなかったんでしょう。
(と良いほうに解釈してみる)


他には向は川上とも子さんの大ファンらしく
前田さんがとも蔵に頼んでウテナの声で電話してもらったのに
タイミング悪く留守電で(っていうかこんな所でもタイミング悪いなw)
向がムカついて壁を殴ったら
怒りの余り壁に穴が開いた話とか、
とも蔵の声は留守電に入ってるので
時折聞いて励みにしているらしい)
なんかそういうのを聞くと、いまbaseではオタクネタやってないそうなんですが
なんとかオタク芸人としてブレイクして欲しいですね。

全体の感想

まず思ったのは「前田さんアニメの事よう知っとるなー」とw
いや、前田さんの世代ぐらいのオタクだと
今の深夜アニメとかついて行けないという人多いのに、
ちゃんと見てるし、ちゃんと楽しんでるのが素晴らしい。


そして、こういう風に芸として昇華させてるのが凄いです。
ネタとしてちゃんと面白かったですし。


いや、こういう36歳マジカッコイイです。
次があればゼヒ行きたいと思います。


…そういえば今日なんかやたら「ネオロマンス」が
ネタにされたなぁ…w


最後に「ラブノート」があったら
ツインテールでしましまのソックスを履いたまーちゃんに
商店街で劇的な出会いをしたい」

と書きたいと思いますw