mixiでオンバトの事を愚痴ってる芸人が居たらしい

まぁ、僕はその人の日記を直接見てないので
「この人ではないか？」と名前が挙がってる人だと
判断して推測で書きますけど

確かに、その芸人さん（大阪吉本の若手らしい）、
結構低い点数で落ちてるのに
会社のプッシュからか、短い期間で出さされまくって
ちょっと可哀想かなー？とも思うのですが
mixiでそういう事書いちゃダメだろー。

だって、落ちて文句言うってタダの負け惜しみだし
それを何の衒いも無く日記に書いちゃうって
そういう事しても芸人としての価値が下がっちゃう
だけだと思うなー。
しかも、ファンの人にコメントで同情して
もらってるし、なんかスゲー情けない絵面だよなー。

落ちたストレスを発散したいなら
芸人仲間誘って飲みに行きゃあいいじゃん。
たぶん、大阪には似たような境遇の仲間いっぱい居るしさ
そいつらと居酒屋かなんかで愚痴るだけ愚痴ってくればいい。

でも、次の日には吹っ切って
次受かるように作戦を練るもよし
オンバトに出る以外全国区で名前を出すような
方向性を考えるもよし。

なんか、mixiやブログ、劇場や果てはテレビ番組で
こういう愚痴を平気で言ってしまう芸人が最近多いけど
もっと「これは恥ずかしい行為なんだ」
という事を自覚して欲しいです。

次に、「ナゼ大阪芸人はオンバトに弱いのか？」の考察を
して行きたいと思います。
今までもいろいろ書いてきましたが
まぁ、その辺もまとめるという意味も込めまして。

手っ取り早く言うと
「大阪と東京の文化というか歴史の違い」
かな？と思うのです。

大阪は吉本が凄いチカラ持っますし、
劇場とかも持ってますから
一度入ってしまえば、あとは
発想力と技術力があれば上に上がって行けます。
顔を覚えてもらうには、何も自分からアピールしなくても
劇場のレギュラーメンバーになれば
そこに通ってるお客さんに覚えてもらえます。

反面、東京はお笑いやってる事務所がめちゃめちゃ多いです。
吉本のようなお笑いメインの事務所もあれば
ナベプロ、ホリプロのような、名前のある芸能事務所でも
多くのお笑い芸人が所属しています。

もうとにかく大阪とは比べ物にならないぐらい
芸人さんがいるのです。

となると、大事なのはまず「自分を知ってもらう事」
発想力や技術力よりも「まず個性を出す」
事が重要となって来るんだと思います。

結局、大阪の芸人さんは、その文化の違いを把握してなくて
オンバトのような番組に出たときに
評価されないという事になってしまっているのではないかと。

いくら、大阪でそこそこ知られてる人でも
東京のお客さんから見れば
「数ある芸人のウチの一組にしかすぎない」訳ですし。

でも、僕はそういう「自分を出す作業」って
何もオンバトに限らず、東京に行けば
必ず求められる部分だと思うんですよね。
だから、オンバトを「自分を出す訓練をする場所」
として有効活用してもいいんじゃないのかなと思います。

で、上記のオンバトを愚痴ってた芸人。
噂が本当なら大きな武器を一個持ってるんですよ。

でも、それを最初の一回出しただけで
その後その武器を使うの止めちゃったんですよ。

たぶん本人は「その武器に頼りたくない」とか
「俺らは他の武器だってあるんだ！」という事を
思ってるんでしょうけど
むしろ、その武器で限界までトコトン戦ってみてはどうか？
って思います。
いろんな戦術で戦うのはホームの劇場で出来る訳ですしね。