ゴールデンレッドカーペット

残念ながら「ゴールデンピンクカーペット」の方は見逃してしまいまして
この番組も前半ちょこっと見逃したんですが
まぁほとんどは見る事が出来ました。

正月番組というのを意識してか、ほとんどの芸人が
以前やった、いわゆる「鉄板ネタ」を持って来ていて
関西勢もウケてはいたのですが
なんか影が薄かったなーと。

特に印象的なのは
大阪期待のホープ「ジャルジャル」と
東京期待のホープ「しずる」が連続で出たとき
ジャルジャルも結構ウケてたんですが
その後に出てきたしずるに全部持って行かれましたからね。

それで、今回の番組を見て思ったのは
大阪、東京の笑いの傾向を見ると
大阪＝いちびり、東京＝バカ
と言えると思うんですよね。

大阪の笑いって、そんなに「全力バカ」って感じしないでしょ？
もうちょっと頭がいいというか、理性があるというか
わざとバカをやってるって感じなんでよ。
ジャルジャルもスマイルも、今回出てないけど笑い飯も千鳥も。
東京の若手ってもう全力で「バカ」なんですよ。
しずるも、ハイキングウォーキングもくまだまさしも
永井佑一郎も狩野英孝も、元関西だけど世界のナベアツも。

で、「いちびり」と「バカ」を比較すると
やはり「バカ」の方が印象に残るし
何も考えずに腹の底から笑えると思うんですよね。
その辺で大阪の芸人がこういう所に出たときに
どうしても影が薄くなってしまう原因なんだろうなぁ。

でも、大阪のお笑いファンは全力でバカをやると引いちゃうんですよ。
「いちびり」ぐらいが丁度いいみたいで。
その辺が難しい所なんだと思うんですが
なんとかその辺に区別に気付いて芸を使い分けて欲しいです。