作り手を“やる気”にさせる著作権とは――島本和彦氏など語る:ITmedia News

ネットでいろいろ物議を醸し出してる島本和彦の発言ですけど
僕は、なーんかズレてるなーと思ってるんですが
結局、島本和彦も「DVDは売れないのは
Youtubeでアニメを見る奴が居てるから」という
理論で語ってるからなんですね。

僕は今DVDが売れないのは
一言で言うと供給過多が
原因だと思うんですよ。

で、以前の日記で「今の深夜アニメは似たりよったり」
って書いたときに、「今の深夜アニメは低レベル」
と思わせてしまうような書き方をしてしまったので
もしかして誤解を招いてしまってるかも知れませんが
僕は今の深夜アニメはスタッフが結構頑張ってるお陰で
見てみると、それなりに結構面白いんですよ。

ただ、これが曲者で
「そこそこ面白いアニメが週に10本ほどやってる」
という状況って見てる人間からすると
一番お金を落としにくいんですよ。
こっちもこっちでそんなにお金無いですから
この中から吟味して選ぼうとすると
各々の好みで細分化するし
全部のDVDを買えるほどの
お金持ちなんてこの不景気の最中
そんなに居てないでしょうしねｗ

どれか飛び抜けていいか、
もしくは飛び抜けて酷いのがあれば、
そこに注目が集まって
お金を落としやすくなるんですけどね。
（だから「夜明け前より瑠璃色な」は
あのキャベツの回を映像特典でいいから
そのまま収録すべきだったｗ）

まぁ、アニメスタッフの人も頑張っては居るんで
「なんでやねん！手ぇ抜いてる訳じゃないのに！」
って思うのかも知れませんけど
なかなか「頑張ったら報われる」とか
「DVDが売れないのはニコニコのせい」とか
そういう単純な方程式で答えが編み出せるモノでも
ないと思うんですよね。
難しい話ですが。