『爆笑オンエアバトル』の話：〜ものかきの繰り言２００８〜

トラバありがとうございます、非常に興味深く読まさせて頂きました。
オンエアバトルという番組を非常に好意的に
分析して下さって、オンバトの一ファンとしては
非常に嬉しい限りです。
こういった方が大阪にも居て下さると良いのですが（苦笑）。

それで、僕が「爆笑オンエアバトル」という番組の
特徴を良くあらわしてるなと思った下りがありまして。

ま、急変というわけでもなく、緩やかに流れを生んでいったような感じがあるので、ちょっとわかりづらい点はあるのかもしれませんが。

これなんですけど、本当にオンバトと言う番組は
今言われてる「お笑いブーム」という流れから
関係ない所でマイペースに緩やかに進行してる。

僕はこれこそオンバト最大の利点と言うか
例えば「エンタの神様」「爆笑レッドカーペット」
「すべらない話」とかで確かに注目された時は大きいけど
番組が潰れると同時に、その芸人まで潰れてしまう可能性がある。

でも、オンバトの常連の人らって
例えば、そういう事になって表舞台から消えたにしても
なんらかの形で残って行けそうな気がするし
そういう表立ったブレイクの場に立てなくても
ずっと演芸を続けて行けるだけの
ポテンシャルは身につけらると思うんですよね。
（ルート33みたいに）

大阪の今の若手芸人とか見てると
「M-1に優勝して一日してスターダム！」
みたいな大博打を夢見てる人が多いんですけど
でも、プロの芸人って「職業」なんだし、
食べていかなきゃいけないんだし
もうちょっと着実に実績を積んでいく方法を選んだ方が
いいんじゃないか？と思うんですよ。

それでオンバト出身芸人ってほぼ、他のきっかけでブレイクした
芸人がほとんどなんですけど
僕は唯一ラーメンズが「オンバトをきっかけにブレイクした芸人」
なんだと思うんですよ。
そんな彼らがテレビという世間の喧騒を離れ
マイペースに芸能活動をしてるのも
なんかオンバトという番組を象徴してていいなぁって感じます。

爆笑オンエアバトル ラーメンズベスト [DVD]