歌もお笑いも大事な要素ってあるんだと思う。
「男女」アホの子増し増し改良ver.【バカイト&ヘタレン】
ニコニコ動画でちょっと前に流行った太郎の「男女」という曲。
歌詞の内容はそんなに特筆して面白いって訳じゃないんだけど
サビの部分が凄くキャッチーで聞いてても頭に残るんですよね。
(まぁ、この曲の場合、上の自作MADの振り付けのお陰もあるんでしょうけどw)
例えば、同じコミックソングでも嘉門さんと比べると
歌詞の発想力とかネタの密度なんかは
ずっと嘉門さんの方が上なんだけど
最近の嘉門さんの歌ってサビもなんにもないまま
つらつらとネタを歌ってるだけなんですよね。
だから、ネタは面白いんだけど、歌として聴いてて楽しくない。
なんか、そういう面での不満みたいなのを
この歌と聞き比べて感じますね。
で、この「歌におけるサビのキャッチーさ」というのは
お笑い芸人における「キャラクター」に
匹敵するものなのではないかと思うのですよ。
つまり、どんだけ歌の内容が良く出来てても
サビの印象が薄いと、歌い手のファン以外
なかなか聴くという行動に至らない。
お笑いも、どんなに発想力が凄くて
きちんと計算された素晴らしいネタでも
キャラクターが構築されてないと
一部のマニア以外は見てくれない。
なんか、そういう部分で何か歌とお笑いの共通項みたいなのを感じました。
あと、どちらも一部の通ぶったマニアックなファンからは
軽視されがちな部分と言う点でも似てるのかも知れません。
- アーティスト: 太郎,亀田誠治,ダイノジ,加茂啓太郎
- 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
- 発売日: 2006/12/13
- メディア: CD
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