ザ・イロモネア2009年2月7日放送分「ゴールドラッシュスペシャル」

ちょっと録画して見忘れていたので、今日見てみました。
この週の目玉はいろいろありますが
僕的には「NON STYLEのリベンジ」ですね。


最初「M-1チャンピオンがゴールドラッシュから?
ちょっと吉本ノンスタを冷遇しすぎちゃうの?」
と思ってたんですが、過去に一度挑戦してるんですね。
ならしょうがないと思って見てたんですが
一気に三連続クリアでリベンジを達成する所は
流石はノンスタ、今勢いに乗ってます。
ただ、個人的に石田のセルフツッコミに
井上がさらにツッコむパターンは短い時間では
不利のようにも見えるんですけどね。
レッカペの時も思ったけど
4分時間を貰えない時はオーソドックスな
パターンでもいいんじゃないのかな?って思うんですよね。
それでも充分笑い取れると思うし。


まぁ、でもこれでイロモネアに進出です。
ぶっちゃけノンスタってイロモネアで
チャレンジする項目(一発ギャグ、モノマネ、ショートコント、モノボケ、サイレント)
のどれをやってるイメージもないので
どうなるか凄い楽しみなんですよね。


あと、今のお笑いの波にちょっと乗れてない
風藤松原オオカミ少年がイロモネアに進出したのも
嬉しいですね。これを機にチャンスを掴んで欲しいです。


さて、このゴールラッシュを見てていつも思う事があって、それは
「天津って、ああいう売れ方しちゃったから、こういう番組出れないよね」
って事なんですよ。
いや僕としても出て欲しい気は凄いあるんですけど
全国的には二人がピンで別々に知られちゃいましたからね。


いや、コンビのどっちか片方が売れてそこからコンビもパターンもあるんですけど
例えば、そういうパターンで出てきたレイザーラモンとか勝山梶
(あと片方が売れてるかどうは疑問ですがサバンナとか)って
売れてる方の相方が天然キャラとかで
いわゆる「コンビの残念な方」って扱いじゃないですか。
そういうのって他の芸人さんとかも扱いやすいと思うんですけど
天津って木村の方が売れっ子になった訳じゃないですか。
という事は「コンビの残念な方」が向になっちゃうんですよ。


いや、向って僕から見れば非常に残念な点の多い子なんですけど
先輩芸人がいじりやすい残念さではないし
で、木村は木村でまた残念な点もあるんですよね。
(この前のR-1の敗者復活とか)
天津の厄介なのは向も木村も二人とも微妙に残念なんですよ。
それでいて微妙にいい部分もある。


こういうコンビって二人お互いの残念な部分を補完し合って
揃って売れるのが本当は理想なんですけどね。
それが出来なかったのが、天津のまた残念な所なのですが。


それで、他にコンビが揃って残念な所ってどこだろうと思って
探したら居ました、千原兄弟ジャリズムが。
いや、一応本人らとか周りはジュニア、ナベアツが非常によく出来る子で
せいじ、山下が「コンビの残念な方」ってしようとしてるみたいですけど
このコンビも両方とも微妙に残念なんですよ。
だから、見てて「コンビの出来る方と残念な方」って
やり方が上手くいってないんですよね。
僕はジュニアがもっと上に行くにはせいじの
ナベアツがもっと上に行くには山下の力は
絶対に必要になって来ると思います。
それをやるには周りのスタッフがそこに気付かないとダメだろうなと。


さっき書いたレイザーラモンとか勝山梶もコンビでは売れてないですけど
レイザーラモンは東京吉本が彼らを本気で売る気になったら
たぶん僕はイケると思います。
この前のレッカペでそれは感じました。
ただ今見てるとはHGのブームが終ってRGだけを
なんか変な露出のさせ方してるんで
ちょっとそこは改めて欲しいのと
勝山梶は勝山が「ムーディ勝山」の呪縛が解けて
ムーディの時のシュールさをコンビネタに活かせたら
M-1決勝にラストチャンスが来るまでに出られると思います。


いや、実際ムーディが売れるまで、
コンビネタでも「難読な文章を読む練習」とか見てると、
結構イイ線まで行ってたんですよ。
それがムーディとして売れてから、おかしくなったんで
やっぱりムーディが売れた事によって
いろいろバランス崩したかな?と。
売れ方が尋常じゃなかったですからね。


つか、イロモネアから話逸れ過ぎですねw