R-1ぐらんぷり2009サバイバルステージ

レビュー点数は100点満点で付けています。

三浦マイルド「ハゲがモテる時代」

うーん…最初のコンセプトのままで
最後まで通して欲しかった。
あのキレるやり方は面白いんだけど
「逃げ」にも見えるんですよね。
こういう賞レースではこういうネタは厳しい。75点

くまだまさし「お笑いSHOWTIME」

彼は彼がやれる事をやり尽くしたって感じですね。
惜しむべきは最下位になれなかった事でしょうか? 80点

もう中学生「国会」

なんか、大事な大会で気合入れて来ました!
っていうのが見えてしまったのが厳しい。
顔出す事を敢えてやったり。


だから、あのハプニング芸も
いつもほどハマらなかったんだと思う。


まぁ、そもそも賞レースでああいうハプニングは
普通にマイナスになるとは思いますが。 65点

友近「地方局のアナウンサー」

地方局の名物アナウンサーがよくやる光景を描写した。
ただ、それだけでしたね。


っていうか、客席審査で彼女が勝つには
キャサリンをやるしかないと思うのですが
そこに辿り着かなかった時点で彼女の負けです。 70点

夙川アトム「テレビ業界人の紙芝居」

僕いつも思うんですけど、彼が「昔のテレビ業界人」って事は
わかるんですけど、彼が今何をやってるのか?が
わからないんですよね。
なんていうのか彼の人物背景が見えてこない。


あの昔話も「リハでのタレントへの説明」なのかと思ったら
「今本番中」って電話に出てるし。
「本番中!?ディレクターが本番中に自分が出て芸してるの!?」
って思っちゃうんですよ。
その辺でもうちょっと設定を詰めて欲しい。 70点

岸学「パンツを無くしたジャックバウワー」

いやぁ、やっぱ凄いわ。流石、2006年のR-1ファイナリスト。
佐藤のツッコミ無しでもここまで出来るのは流石です。
ただ、24の要素はちょっと薄かったかな? 85点

鈴木つかさ竹内力クロスワード

よく出来てるけど、本当に竹内力の意味がなかった。
たぶん2006年の博多華丸っぽいのを狙ったんだろうけど
ミナミの帝王」の要素が薄すぎる上に
それをやるには「クロスワード」という設定が
複雑すぎるんですよね。 80点

ナオユキ「漫談」

ダックスープ。ピンになってから芸は初めて見ましたが
こうじわじわ来ますよね。本人も自ら言ってましたが。


ただ、こういう大舞台は久々なのか
噛んじゃったのが、特にこういう芸風は厳しい。 80点

天津木村「タイムスリップエロ詩吟」

発想もネタも悪くなかったけどブリッジが長い。
どうも準決勝を見に行った人の感想だと
1分短くしてダメダメになったらしいのですが
だったら、ブリッジの時間をもっと短くして
ネタをもう一個入れるべきだった。 75点

ヤナギブソン「新しい音楽の記号」

あーなんか、いかにも「頭で考えました」ってネタですね。
設定が複雑なのにネタがオーソドックスすぎる。
これ逆だったら素晴らしいんですけどね。 70点


勝戦進出者は岸学夙川アトム
岸学はガチガチだと思いましたが夙川アトムが意外。
(ちなみに僕は岸学確定、あとは鈴木つかさかナオユキどっちかと思ってたので)


まぁ、大会を思い返してみると
一つは単純に「笑いの量」。
これは岸、鈴木、夙川が上位3組で
あと、キャラクターに素直な芸をやった
岸、夙川が残ったのかな?と。


さて、明後日が決勝戦ですが、どうなりますやら。

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