解散がもったいない90年代の大阪若手芸人たちを思い返す:昨日の風はどんなのだっけ?

僕はこの記事を読んで、おりたさんの記事から
「ゆんぼー」の名前が出てきたのは凄い嬉しかった。


僕は「爆笑BOOING」という番組を好きでよく見ていまして
そこにゆんぼーがよく出てたんですね。
成績そのものは受かったり落ちたりって感じだったんですが
ネタが凄い好きで、その中で思い出に残ってるのが
「アニメ漫才」という「アニメによく出る効果を紙で作って来て
それを徳田が一言も言葉を発せずそれを出して来て
橘が説明しながらツッコんで行く」というメタなネタで
例えば、何かをひらいめいた時に電球の絵を出して来たり
女の話になったら、ハート出して来て目に着けたり。


まぁ、ここまでだと今でもそんな事やりそうな漫才師はいてそうなんですが
これのオチが凄まじくて、最後二人見つめあったあと
紙で作った大きな薔薇がちりばめられてる絵を背後に出してきて
「♪美しさは罪〜『バンコラン!』『マライヒ!』
何をロマンチックな場面作っとんねん!」って橘がツッコむというモノで、
超展開の上に「バンコラン」「マライヒ」ってパタリロかよ!とw
普通こういう事やるにしてもベル薔薇とかだと思うんですけどね
その斜め上を行く感じが好きでしたw


あとは「宇野」というネタがありまして
これはカードゲームの「UNO」のパロディで
カードにいろんな「宇野さん」が描いてあるというネタで
「宇野宗助」や「誉の宇野」が最初出てたんですが
そこからどんどん展開して行って
「Wildカード」が途中で出るんですが
そこで「青」を指定するとデスラー総統が出てきたり
さらにそのデスラーの絵に写真の徳田が
「顔色悪いで」っておでこに手を当ててるカードとか出してきて
もう夜中に笑いを堪えるのに必死でしたw


もう、こんな事するコンビが90年代の段階で誕生してたのに
なんか出てくる時代が早すぎたのか、受け入れられずに解散してしまったのは
残念で仕方ないです。


あと「のイズ」や「スミス夫人」の名前も出てきて
僕も凄い好きな二組だったんですが、もう解散直前は完全に迷走状態で
見ててカラータイマーが点滅してるのがわかった感じですからね。
解散は残念だったけど、その反面「あーやっぱり」って気持ちもありました。


「のイズ」はコントS錠の特番でテレクラのコントやってたんですが
そこに変な女の子ばっかり出てくるという、まぁそこまではいいのですが
その中に「数年前蛙を大量虐殺してから、
体に蛙の人面瘡が切っても切っても出てくる」
っていう女の子が出てくるみたいなネタやってましたし
(しかもオチが「エッチありです」って言ってくるっていう)
「スミス夫人」は何年か前のオールザッツ漫才
松村が妊婦さんの産道をめっちゃ広げるって漫才やってましたし。


そんな彼らを見て「あれー?なんかヤバイんちゃう?」
って思ったら案の定…って感じで。
まぁ、逆に今ここまでわかりやすく
カラータイマー点滅させる芸人ってあんまり居てませんけどね。


ちなみに「誉」が仲悪いのはテレビを見てる限りでは
ポーズだったような気がします。
(そこからケンカコントみたいなのに入った流れも何度か見てますし)
それに「誉」って解散ライブみたいなのやってるんですよね。
2丁目で。そんなの仲悪かったら出来ないと思うんですよ。
だから、僕は宇野の方が芸人を続ける気持ちがなくなった
だけじゃないかな?って思います。
だからこそ、もったいないんですけどね。上記二組に比べて。