秋葉原になれなかった大阪・日本橋という街:とれいん工房の汽車旅12ヵ月

この記事を見ていろいろ昔懐かしい気分になりましたね。
僕が日本橋という町に最初に行ったのはリア友が
パソコンを使って音楽をやっていて、
パソコンや楽器を見に行くのに一緒に付いて行ってました。
その時はパソコンを売ってるお店があってわくわくしながら見に行ったモンですw


その後スーパーファミコンを買った時は
ソフマップのコンシューマー専門店にソフト買いに行ったり
えるぱれショップが出来た時は、お絵かき仲間と同人誌見に行ったり
スタンバイのノートに描き込んで交流広めたりと
日本橋にしょっちゅう遊びに行ってました。


恐らくそんな期待が崩れ去ってしまったのは
とらのあな日本橋店が潰れてしまった時ですね。
あの時はなんば店の方が無くなると思ってたのに
まさか、あっちに縮小合併されるとは夢にも思いませんでしたし。


その辺から日本橋に行く意味があまりなくなりましたね。
北大阪に住んでる人間としては、今日本橋までわざわざ
交通費出して通うぐらいなら、ネット通販で買った方が
同じぐらいかもっと安い送料で確実に欲しいものが手に入りますしね。


大阪っていわゆる「主要都市」が梅田と難波にぱっくり分かれてるんで
オタクの聖地も日本橋だけじゃなくてキタにも欲しいですよね。
せっかく、まんだらけヨドバシカメラあるんだし。
ただその為には高すぎる土地代がネックかな?と。
せめて、とらのあなゲーマーズだけでも
もっと寄せて店舗を広くしてくれればいいんですけど。


それに、上のトラバ先の文章に
 

今はあまり実感はないかもしれないが、80年代、そして90年代初めまでは梅田の方が「オタクの街」に相応しい雰囲気だった。

とありますが、僕は「オタクの町に相応しいのは梅田かな?」と今でも思います。
大人しいオタクには、お上品(笑)な阪急沿線の方が合うと思うんですよ。
ブクマコメでもおりたさんが書いてますが
千日前と新世界の間ってオタクの町としては過酷な条件過ぎますしw


あと、ブクマコメで僕が書いたんですけど、上の記事は「オタク」だけではなく
大阪の文化全体に言える問題だと思うんですよね。


大阪独自の文化を発展させようという指揮が高まる
→バブルが弾けて失敗する
→儲けるために手っ取り早く東京のまねをする
→文化が違うために上手くいかない(←今ここ)


って感じですもんね。
大阪人って基本臆病で無精者なんで
自分のテリトリーを見つけたら、そこから動こうとしないんですよ。
だから東京みたいに「○○の町」みたいなのを作って
人を集める方法が上手く行かないんですよね。
だから各町にプチ渋谷、プチ巣鴨、プチ秋葉原みたいなのを作った方が
上手く行く気がします。
「○○の町」というのをどうしても作りたかったら
上に書いたみたいに、せめてキタとミナミに一つずつ作るとかね。