意図が芸を生む:タケルンバタケルンバ卿日記

この記事はおりたさんの

芸人の不幸自慢と努力自慢は禁止するべき:昨日の風はどんなのだっけ?

この記事を受けてのトラックバックなのですが、
タケルンバさんが一つ勘違いというか、
おりたさんの意図を受け取れてないなと思ったのは
宮迫以降の大阪の中堅若手には「笑いを取る事を意図としない、それどころか『自分がこれだけ努力したんだから、俺の発する笑いを受け入れろ』というお客さんや視聴者に対しての押し付け」をする芸人が多いんですよ。


でも、こういう大阪の芸人特有のある種の病気
(おりたさんは「宮迫病」を銘打ってますが)って
なかなか関西圏以外の人に汲み取って貰えないのがもどかしいんですよねぇ。


タケルンバさんで思い出したのですが、おりたさんに聞いた話で昔、
おりたさん、タケルンバさん、ラリー遠田さんの三人で飲みに行った時
タケルンバさんが「天津木村のエロ詩吟は流行る!」と言って、二人に猛反発されたそうですが、見事タケルンバさんの予想が的中いたしましたw


後出しジャンケンみたいな事を書いてしまいますが
僕がその話を聞いた時に「あーそれはやり方によるやろな」と。
でも、その時は天津木村に上手く世間に流行るような
ネタの改良は出来ないと思ってたんですけど、
レッカペスタッフや今田耕司のお陰で見事「エロ詩吟」は子供からお年寄りまで、浸透する事に成功いたしました。


あと僕は天津は二人で作り上げてるネタ(この前のオンバトの記事で取り上げた「脳内メイド」みたいな漫才)が好きだったので、木村だけが売れて欲しくないとは思ってましたけどw


ただ、天津がコンビで売れなかった原因が
木村ではなく、向にあるとわかってからは、むしろ売れてる木村を見て、
向にいろいろ気付いて欲しかったんですが、それは叶いませんでしたね。

天津 木村のエロ詩吟、まだまだ吟じます。[CD付き]

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