爆笑レッドシアター2010年3月10日放送分「ジャルジャルの上京物語」

こういうコント番組のロケ回って単純に「コントが見られない」という理由で
あまり好きではなかったのですが
今回のこの企画はそんな考えを払拭してくれる、素晴らしいものでした。

コントのキャラが次々と登場し「あのキャラがロケで出てきたら」という設定を
ロケコントで見事に再現してくれて、非常に面白かったです。

僕がレッドシアターが好きな理由って
「東京と大阪のお笑いが上手く融合してる」って事なんですよね。
そういうのって「ひょうきん族」や「夢で逢えたら」の時はあったのに
東京でボキャブラ、大阪でWACHACHAブームになってから分離してしまって
しばらくそういう「東西の融合」が見られた場面がなかった。

今でもファンが多い「笑う犬シリーズ」に
僕がハマれなかったのってそこなんですよね。
ウンナン、ネプチューン、ビビるって
完全に東京の空気になっちゃうメンバーだし
大阪代表がオセロ中島では、やっぱり物足りない。
（ここの事を当時「東京のお笑いが好きな友人」に話すと
凄いバカにされましたけど）
とはいえあそこに入ってやっていける大阪の芸人って
あの時居てなかったですからね。
（WACHACHAファンとしては「ジャリズムが解散してなければ…」
という想いがあったりするんですが）
だって、このちょっと後に大阪のお笑いが全国区で息を吹き返す事になっても
FUJIWARAとかが代表で出てたりしてたぐらいですからｗ

やっぱり大阪でさんま、ダウンタウン程ではないにしても
それなりに人気のあるジャルジャルを
プライムタイムの全国で見れるというのは
非常に大阪人として嬉しいですよ。
何気にロッチがかつての千原、ジャリズムが失敗した
「当時の大阪の笑い」をこの番組で発信してくれたりもしてますしね。
いやぁ、ホントにレッドシアターに久々に面白く、
そして思い入れの出来るコント番組が登場した事は
僕としては非常に嬉しい限りです。

最後、後藤が今回出番が無かったフルポン亘に触れたのも、
なんか番組メンバーの友情を感じてちょっと幸せな気持ちになったり。

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