オンバト+2010年11月12日放送分

今回はオンエアされた芸人たちはおいおいて+1で放送された天津について語りたいと思います。
「これだけ木村が売れてるのにコンビネタでこの番組に出てくれた。
まだ漫才に懸ける情熱があった。」というので嬉しさ半分
でも、前回(2010年1月22日放送分)のネタを見て
かつて僕が好きだった頃のネタの面影もない
掲示板ではあまりものネタのつまらなさに
「木村のエロ詩吟が本ネタで、無理やり漫才作って挑戦した」
と誤解されるぐらいだった事に
「今回もそんなレベルのネタだったらがっかりだし
他の番組でやったネタを見てても、たぶんその可能性大だなー」と不安半分で見てました。


正直、後半の不安が的中した感じで、今回は「ボクシングのトーレナー」という
新ネタだったのですが、新ネタというにはあまりにも
「ボクサーにトレーナーが無茶なコーチをする」という手垢のついた素材、
「わかりづらいボケに長々と説明的なツッコミを入れる」という大阪吉本の中堅若手がよくやる
「本人には受けるであろう意図があるのはわかるんだけど、実際にはウケない典型的なパターン」、
本当に「迷走したかつて劇場でそれなりの評判を挙げた大阪吉本の中堅若手のネタ」を
まんま見せつけられてる感じで、一応応援してた身としてしんどいオンエアでした。


まぁ新ネタで挑んでくれた事と、「二人で楽しくネタをやる」というある意味
天津の原点に返った感じはあったので、そこは注目すべき点だったのですが
それでもかつての「斬新なアイディア」がなくなってしまった今となっては
「ただ舞台上でお客さんほったらかしにして、二人がじゃれ合ってるだけ」
にしか見えず、「何か掴んでいない感」みたいなのをひしひしを感じしました。


なんか木村ブレイクによって、コンビのネタも変わることを期待してたんですけどねぇ。
まぁ、それが出来るんだったら向が最初オタクキャラをやった時にもっと行ってたよねー。
つくづく2005年のM-1ファイナルに選ばれなかった事を残念に思います。