CD不況について

考えるヒトコマ」が終わってしまいました。
結構好きな番組だったんで寂しいですねー。
年末に特番やるそうですけど「ヒトコマ」はやるのかなー?
個人的にはレギュラー3人+なぎら健壱高田純次、伊集院、土田、細川の
8人でやって欲しいなー。


さて、ちょっとだけ昨日書いた「CD不況」の問題ですが
企業側は最初「WinMXWinnyなどのファイル交換ソフトのせいだ。
あれで一般人が無償でデータのやりとりをしてるからCDが売れなかったんだ」
と思ってCD音源をPCでデータファイル化出来ない
「コピーコントロールCD」略して「CCCD」というのを
売り出しました。


しかし、僕が思うにCDが売れなくなったのをデータ交換ソフトのせいにするのは
いささか無理があるような…。
いや、前にこのテのソフトを使おうと思った事があるんですが
(あくまでも「思った」だけですよ。未遂です。)
一応ソフトをDLして使おうと思ったのですが
WinMX」は自分が相手の気に入るデータを持ってないと
ダウンロードさせてもらえないし、
Winny」は「Winny」でセッティングがめちゃめちゃややこしい。
とても最近PCを始めた若者が軽〜い気持ちで
「金無いからオレンジレンジの新曲落とそうぜ〜」みたいな感じには
ならないと思うんですよ。


それよりもCD不況の原因はやっぱりCDの値段が高いからだと思います。
このデフレの時代にバブルの頃から値段変わってないのCDだけですよ。
まぁ、アルバム3000円は妥当だとは思いますけどシングル1000円は高い!
シングルってメインタイトル1曲に1000円出すんですよ。
どう考えたって高いでしょう!
(一応カップリング曲ありますけど、カップリング曲目当てで
買うようなマニアックな人間はさほど居ないでしょうし)
アルバム3000円なら、だいたい10曲入りだから1曲300円です。
そんならメインタイトル300円、カップリングはメインより少し下げて
200円、計500円ぐらいが妥当でしょう。


いやでも、たぶんメーカー側からしたら、かかってるコストというのは
シングルもアルバムもそんなに変わらないと思うんですよ。
もしかしたら1000円でいっぱいいっぱいなのかも知れない。
でも、商品を売るのはお客さんに対してなんだから
多少損は出てもお客さんのニーズに答えるべきでょう。


なーに「シングルはプロモーション用」と割り切って
そのシングルが収録されてるアルバムを本命として売れば良いのです。
「肉を切らせて骨を絶つ」というやつです。
クオリティの高いアルバムを作って、先行シングルの選曲さえ間違えなければ
絶対にヒットは出せるハズですから。


それで「シングルが高い!」と言うと必ずメーカー側は
「過去に500円でCDを出したアーティストが居たが売れなかった」
みたいな事を言うんですよ。
でも、その歌手の名前見たら「誰やねん!」っていう歌手ばかっりで
「そらお前らみたいなの半額しても売れるかい!」
ってツッコミたくなるようなラインナップでした。


下げるなら全メーカーがいっせーのーせで一気に下げるか、
サザンやB'zのような売れてる人が下げないと。
売れてる人が下げれば効果は確実に出ると思います。
1000円でミリオン行くシングルなら、ダブルミリオン行くハズです。