小川・新垣推しを再検証してみる

ウチの本サイトの「徒然戯言」のコーナーの
「ベスト!モーニング娘。2レビュー」にて
5期メンバー加入当初、つんくは小川と新垣を推したかったのではないか?
と書いたのですが、以前新垣推しについて書いたので
今回は小川推しについて書いてみようと思います。


まずは「Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド〜」のヒロイン(?)役。
PVでもかなりオイシイ役所を張っています。
そしてアルバム「4th いきまっしょい!」の
「初めてのロックコンサート」これもほぼメインの役でかなりオイシイです。
それから、後藤卒業後5期メンバーでパートの割り振りをした所
小川は「恋愛レボリューション21」の後藤パートをまるまる貰いました。
これは「ザ☆ピ〜ス!」の新垣並みのオイシさです。


一方、高橋と紺野は「LOVEマシーン」の後藤パートを二分して貰っています。
一見超有名のパートを貰ってオイシイようですが
元々「LOVEマシーン」の後藤パートは加入当初のパートなので
そんなに多くなく、さらにそれを二人で分けているので
そんなには目立っていないのです。
「恋レボ」の小川や「ピ〜ス!」の新垣の方がよっぽどオイシイのです。


また、これは小川、新垣両方推しですが「4th いきまっしょい!」の
タイトルチューン曲「いきまっしょい!」。
この曲は主に4期までの9人がメインなのですが
その中でBメロの4期メンバーメインのパートに
小川、新垣両人のパートがあります。
しかも、これかなり無理矢理パートを与えた感は否めません。
(1番は石川、2番は辻で事足りる)


では、ナゼこんなにも小川、新垣両氏を推したのか?
これはあくまでも僕の推測ですが、つんくはこの二人の
「声」を買ったのではないか?と思うのです。
CDを聴いていると、この二人は声に特徴があり
どこのパートを歌ってるのかがすぐに判ります。
特に新垣はユニゾンパートでも「あ、ここのグループに新垣が居る!」
って判る程です。


反面、高橋は歌唱力はあるものの、声に全くと言っていいほど
特徴がありません。「ここ高橋が歌ってんねんで」で教えられないと
何処を歌っているのかは判らない程です。
つんくはそこを評価したんじゃないか?
そう考えると、この二人を推したのも説明がつきます。


しかし、ここで思ったのが「何でそこに固着すんねん!」と。
これが福田が在籍してた「半アイドル半アーティスト時代」ならまだしも
「国民的アイドル」として活動してる時に、
ビジュアルやら何やらを差し置いて、なんで「声」やねん!と。
まぁ、つんくらしいっちゃあつんくらしいですけど。


しかも、「恋レボ」の小川にしても「ピース」の新垣にしても
キチンと歌いこなせてるんなら、まだそれなりの評価もされたと思うんですよ。
福田のパートを継いだ保田みたいに。
でも、この二人ってキーが低いんですよ。
それが後藤の高いキーを歌いこなせるハズもなく
見事に音をハズしてましたから。
声よりもまずキーやろと。もう後藤パートは全部高橋でええやんと。
(個人的に「I WISH」は安倍、「LOVEマシーン」は加護がベストなんですが。
加護がやってた「明るうぃ!」(元石黒のパート)は小川か新垣で)


その後、その「声」推しがユーザーの皆さんに伝わる訳もなく
慌てて高橋推しに切り替えられる訳ですが
これが「小川、新垣推し」失敗した事によるヤケクソ感
(あーあー、どうせお前らは高橋みたいなんがええんやろ的な)と、
失敗を取り戻そうと言うアセリで、高橋推しが過剰になってしまい
これまた的外れな方向に向かいます。(俗にいう「オラ推し」というヤツです)


一番顕著な例は前も書いた高橋と新垣のタンポポミニモニ。加入を
逆にしてしまった点でしょう。
恐らく人気のあるミニモニ。に、5期では一番人気の高橋を入れたのでしょうが
それこそ「声」に特徴のある新垣をキャラクター性重視のミニモニ。に入れるべきでょう。
反面、声に特徴は無いが単純に歌が上手い高橋は
タンポポに入れて石川や紺野の分の歌唱力を補うべきでしょうしね。


まぁ、結論から言えば「つんくに何もかも任せちゃダメだ」という事ですね。
ASAYAN時代はちゃんと番組スタッフが
つんくもろともプロデュースしてた」んですけどねぇ。