上方お笑い大賞新人賞レビュー

一日遅くなりましたが、昨日よみうりテレビでやった「上方お笑い大賞」の
最優秀新人賞を決めるネタ発表で、M-1の準決勝のネタをやったコンビが多いんで
レビューを書きたいと思います。


なすなかにし
トップ出番で緊張してたのか、なんかめちゃくちゃ早口でしたね。
なんか完全にペースを崩してしまってた感じでした。
内容は「ベスト・オブ・なすなかにし」といった感じでしたが
編集の仕方がマズかった。
特に「空中元彌チョップ」は本来中西が那須にスカされまくったあげくの
ノリツッコミなんですが、妙な部分で使われてましたね。
案の定ウケてなかったですし。
笑いの超新星ROUND3」でやったネタをそのままやった方が良かったんじゃないかな?


・アジアン
彼女らのネタって今回の「二択ネタ」の他、「早口言葉ネタ」や「英会話ネタ」等
言葉遊びネタが主なんですよね。
こういう言葉遊び系のネタは昔2丁拳銃なんかもよくやってましたが
正直ラジオや雑誌のおハガキコーナーレベルなんですよね。
この程度のレベルではM-1で決勝に残るのは難しいです。
でも、藤本義一が名前を出してる所を見ると
こういうネタが好きなんでしょうね。


笑い飯
一応最優秀新人賞取りましたが、僕が見た笑い飯のネタでは
中ぐらいの出来かなー?
最後の畳み掛ける所は面白かったんですが、そこに行くまでが長い。
正直「パトカー」や「割り込み」のネタの方が面白いと思います。
でも「ハッピーバースデイ」をやらなかったのは正解かも。
どう考えても藤本義一が理解出来る訳ないしw


南海キャンディーズ
コント組のチョップリンを除けばM-1の準決勝と違ったネタをやったのは
ここのコンビのみ。
「歌のお姉さん」を完全に温存してますな。
まぁそれはいいんですけど、代わりに選んだのが「犯人説得」のネタなのがねぇ…。
このネタ全体的にボケがベタなんですよね。
犯人に聞かせなきゃならない本を黙読したり。
どうせなら上方漫才大賞で新人賞取った「バスガイド」やればよかったのに。


チョップリン
個人的に一番面白かったのはこのコンビ。
「影」のコントは発想の勝利ですね。
でも、せっかくオチを改善したのに、ツッコむタイミングが悪かったのが残念。
あとオチ変わったんだから「闇鍋」の下りはやらなくても良かったんじゃないでしょうか?


・千鳥
幕末ごっこのネタをやってました。
M-1でやった「中世のネタ」の第二弾みたいな感じでしたが
ちゃんとフリとオチがあって、前よりかは良く出来てました。
ただ、それが笑いに結びついてるかどうかは疑問でしたが。


なんとなく全体的にイマイチな感じでした。
それよりも今日「うめ子の漫才」という番組で
チュートリアルM-1準決勝でやったバーベキューのネタをやっていて
これがウケてたのでて、こらひょっとしたらひょっとするかも知れません。