カップリングの話
マンガやアニメが好きな人の嗜好の中に
カップリングというモノがあります。
登場人物の誰かと誰かがデキてるという展開に対してや
デキてるであろうという想像をして萌え萌えする事です。
実は僕、カップリングという嗜好がイマイチ理解出来ない
人間でして、僕が好きなキャラ、例えばパステルなんかは
ドラマ中ライトが好きであろう描写があったり、
カスミなんかは、ポケモンファンの間でサトカス(サトシ×カスミ)
というジャンルが根強い勢力を示しています。
でも、僕からすれば、いくらアニメの登場人物であれ、
「惚れた女が他の男とデキてる所を黙って見てる訳にはいかねぇんだよ!」
「カッコイイー!」「カッキーン!」
な訳で、何がカップリングだ、何がサトカスだと
言いながら毎日を過ごしていた訳です。
しかし、そんな僕にも転機が訪れます。
ToHeartで理緒萌えになった僕なんですが
この理緒というキャラ、もう不人気も不人気で
他のキャラのファンから批判されまくりでして、
その批判の一つに
「PS版ToHeartで原田氏が書いた浩之は浩之っぽくない」との事。
まぁ、やれゴキブリだの、やれ売女だの言ってる輩に比べたら
いくらか正当な理由ではあるんですが、
それでもカチンコチン来る訳です(by99岡村)。
なんで、理緒シナリオの浩之批判がこんなにカチンコチン来るんだろう?
と思って考えてみると、僕は浩之の憧れる理緒ちゃんと
そんな理緒ちゃんを守って行く浩之という関係に
惚れてるっていう事に気付いたんです。
「あーもしかしてこれがカップリング萌えというモノか」
と初めて実感しました。
それから男女カプには比較的寛大になりました。
ライト×パステルやサトカスも今ではOKになりましたし。
(ただし、パステルもカスミもはふたなりで攻めという
ものすごい狭い特殊条件が加わりますが)
そんなこんなでスクランを見てると、プールに行く回で
奈良と天満とのやりとりがそれはそれは甘酸っぱい
青春の香りがする展開で思わずテレビに向かって
「あまずぱーい!あまずっぱすぎるよ小林さーん!」
って叫んでしまいました。
それがきっかけでカップリングで溢れるスクラン界でも
珍しい阪神派(天満×奈良)に身を置く事になりました。
二人とも、童顔の美少年と美少女で僕好みですし。
まぁ、僕の最終目標は二人がめでたく結ばれた後
僕が二人とも食っちまおうという邪な考え満載なんですが。