せっかくなのでこの機会にチョップリンの考察を

結局チョップリンの「オチの弱さ」って
前にオンバトでやった富士山のネタみたいに
「出オチで始まって大喜利的ボケで引っ張る」
というスタイルのネタが多いから
オチに困るんじゃないの?」って思うんですよ。


ちゃんと「人間ドラマ」を描いて行けば
必然的に物語は完結に向かうハズです。


チョップリンのネタの中でも
「牛丼屋」なんかは人間ドラマが
描いてるコントだと思うのですが
ちゃんとオチてますからね。
(落語的なオチではありますが)


それでチョップリンって、最初「ABCお笑い新人グランプリ」で
最優秀新人賞を獲得するという華々しいデビューを飾ったものの
どうも、その後伸び悩んでいる。


前にピンクカーペットの感想の時に書こうと思ったのですが
チョップリンって
「全国区のテレビに出るたびにネタ選びに失敗してる」んですよ。


笑いの金メダル」では初出場の時は
あんまりメンツが良くなく、全体的に盛り下がってる時で
「ニューヨカー」をやったら、お客さんに凄いインパクトを与えられたのに
ファンの間でも評判の良くない「タクシー」をやったり、
二回目の出場のとき、前と違って豪華メンバーなのに
そこで「ニューヨーカー」って滑ったり
誰でもピカソ」に出た時も「ニューヨーカー」やって
たけしに酷評されたり
(あそこで「ティッシュ」のネタやってたら好評価されてたかも知れないのに)
そして、この前の「ピンクカーペット」では
「影」のネタやって尺に入りきらなかったり、
(「そこはでニューヨーカーやん!」テレビにツッコミましたから)


なんか結局「自分の見えてない」というか
さっきのブログも含め、そういう客観性の無さが
彼らの伸び悩んでる原因なんじゃないか?
と思うんですよね。


ライヴ「中年」 [DVD]

ライヴ「中年」 [DVD]

松竹芸能LIVE Vol.3 チョップリン~ULTRA SIMPLE~ [DVD]

松竹芸能LIVE Vol.3 チョップリン~ULTRA SIMPLE~ [DVD]

チョップリン凸劇場 [DVD]

チョップリン凸劇場 [DVD]