昨日届いたCD

ドリフだョ!全員集合(赤盤)

ドリフだョ!全員集合(赤盤)

ドリフだョ!全員集合(青盤)

ドリフだョ!全員集合(青盤)

2つ同時に買いました。
とりあえず、既に持ってる「ドリフのシングルコレクション」
に入ってない曲を一通り聴いてみました。

赤盤(Disc1)

「八木節」会津磐梯山の民謡の替え唄。
アレンジが完全にジャズになっていて
なんかカッコイイ。

赤盤(Disc2)

軍歌のカバーと有名な外国曲の替え唄。
軍歌の方はあんまり思い入れないのでスルー。


外国曲カバーの方ですが、これがなかなかバラエティに富んでいます。
途中歌のテンポが変わっていく「デービー・クロケット


父親が息子に宛てた遺言というコンセプトの歌を
エロエロソングに変えて加藤茶が軽快に歌い上げる
「グリーン・グリーン」


コーラスのハモリ具合がミュージシャンである事を感じさせる
「こげよマイケル」


曲は元のカッコイイアレンジなのに、歌詞は日本の伝承曲
「おたまじゃくしはカエルの子」の替え唄という組み合わせが面白い
「グローリー・ハレルヤ」


仲本工事の意外な歌唱力を堪能できる
「ワルツィング・マチルダ
などなど名曲揃いでした。

青盤(Disc1)

ナゼかシングルコレクションでカットされた
「ズンドコ節」荒井注のパートを志村けんに差し替えたバージョンと
カセットテープにのみ収録された「ノーエ節」を拝聴。


「ズンドコ節」はソロパートのみの差し替えで
全員のボーカルになると荒井注の声が聞こえるので
まさに突貫工事で作られた感じがあるので
当時、非常に忙しかった事を伺えます。


「ノーエ節」はレアトラックで、
それ以上特筆すべき点はないかなー?

青盤(Disc2)

まず「わんダー・ドッグ」を拝聴。
…これ、音だけ聴いてるとなんのこっちゃ判らんなw
当時「ひょうきん族」見てたからなー。


付録のソノシートのドラマ2つを拝聴。
「気が狂ってる」というセリフが入っててビックリ。
このテの言葉は当時OKだったんですね。
まぁ、その代わり他の言葉がダメだったりしますが。


そして「ほろ酔い小唄」を拝聴。
いずみたく作曲、萩原哲晶アレンジという「いい湯だな」コンビですが
非常にメロディがテンポよく、心地よく聞ける名曲に仕上がっています。
アレンジが哲晶さんのお陰でクレイジーキャッツ
彷彿させる作品になってます。


あと、長さんの合いの手が「ドリフのラバさん」を連想させますね。


最後は「日石コレカード」のCMソングですが
まぁ、これは完全にCM用の録音テイクですな。
まぁ、恐らく5人で歌っている最後の音源なので、
そういう意味では貴重なのかも。


そんなこんなで個人的には「赤盤」の方が
「ミュージシャンドリフターズ」を堪能できて
個人的には良かったです。


ドリフのシングルコレクション
ドリフのシングルコレクション