トッパレvs大阪連合

さて、続きまして夜の部「トッパレVS大阪軍団」
ちょっとスタッフさんの手際が悪く、並ばなくていい列に
並ばされたりもしましたが、とりあえず入場。

入場すると、昼の部とは比べ物にならない椅子の数で
ぎゅうぎゅうになりながらもなんとか着席。
しかし、持ってる荷物を置く場所が無く、
仕方なくひざの上に。重い。

そんな中ライブスタート。
今回はタイトルの通りトッパレのレギュラーメンバー
大阪から来た芸人とのタイマン方式のバトル方式。
今回はそれとは関係無しにレビューしたいと思います。

だいなお/漫才「朝青龍

オーソドックスな漫才なのですが、
司会の快児に名前を間違えられた事や
時事ネタを上手く料理していました。
こういう漫才は素直に好感が持てますね。75点

パラフィンキック/漫才「マナーが悪い人」

ツッコミ(?)がいちいちボケのフォローをする漫才。
面白いんだけど、評価出来ないパターンだなー。


こういうのって、見た時のインパクトは凄いんだけど
飽きちゃうのも早いというか、実際昼の部で同じパターンのを
見ましたが、もう飽きてましたからねw
最後のコントは昼の部の方が面白かった。 55点

連戦姉妹/漫才「クラブデビュー」

ボケのお姉さんが(コンビは実の姉妹らしい)
ベレー帽にメガネといった、オタク系のキャラ作りを
してるものの、ツッコミであるハズの妹のキャラが
強烈すぎて完全に霞んでました。
もうちょっと二人の対比みたいなのが
上手く行けばいいのですが。 45点

Dr.ハインリッヒ/漫才「怖い話」

ツッコミが一切無く、二人がボケにボケを重ね
どんどん話があらぬ方向に行ってしまうという芸風。


うーん…昼の部でやった漫才の方がその手法がわかりやすかったかな?
夜にやったのは奇をてらった構成にしすぎて
肝心の部分が伝わってなかったような気がします。 55点
(昼の部のネタなら80点)

あれきさんだーおりょう/コント「120%ウケるショートコント」

オンバトに出なくなったと思ったらこんな所でw
前エンタでやってた「コントの途中でグダグダになる」
というのをさらに情けなくした感じ。
個人的には好きですよw 60点

生江ミョウジ/コント「借り物競争」

凄い熱演で会場はめちゃめちゃウケてたんですけどねぇ、
僕はちょっと主人公の救いの無さに笑えなかったです。


個人的には借り物競争の探し物を探すって流れで
ドラマが繰り広げられるみたいな流れを期待してたんですが…。 65点

ランチランチ/漫才「迷子」

よくある東京漫才といった感じ。熱演ではありました。 50点

カルパチーノ/漫才「人には親切に」

去年のM-1準決勝や、ABC新人お笑いグランプリの予選でも披露した
彼らの鉄板ネタです。
面白いし、アンケートの評判も上々のようなんですが
部分部分で笑いが薄かったのがちょっと気になりました。 80点

MC 快児 連戦姉妹 Dr.ハインリッヒ

女性姉妹コンビという事で連戦姉妹とDr.ハインリッヒが登場。
漫才に関してはDr.ハインリッヒがダントツで上なんですが
ことタレント性という事に関しては連戦姉妹の方が上ですね。

マシンガンズ/フリップコント「まんが甲子園

太田ではなく、大阪のマシンガンズ
こういうネタはJoy-Parkレベルならウケるんですが
ここではちょっと厳しいかなー? 55点

アルコ&ピース/漫才「ファミコン、鬼ごっこ

ボケの人の勢いが凄くて会場でも爆笑を誘ってましたが
うーん…何かが足りないというか
ツッコミの人がもうちょっと上手く立ち回れると
もっとこのコンビはよくなりそうなんですが。 65点

帽子屋お松/落語「もののけ姫

ナゼか落語スタイル。
結局何がしたかったのかよくわからない感じでした。
昼のネタの方が素直に笑いを取りに言ってましたね。
ド下ネタでしたけどw 40点(昼のネタなら75点)

星野卓也/漫談「ありえない植物の名前」

おなじみのシリーズ。帽子屋お松とは真逆の
ものすごい解りやすいネタw


まぁ、探してて来ただけと言ってしまえばされまでだけど
ここまで探し出して、ネタとしてちゃんと構成出来てるのは
素直に凄いことだと思うけどなぁ。
ポーポー」「ポポー」は大爆笑でした。 75点

王(キング)/漫才「ドラえもん

彼らの定番ネタで、このネタで前、大阪で行われた
「東京VS大阪」で2位になったネタなんですが
ナゼか、それからネタが改悪されていて
面白かった部分が全部変えられてるという始末。


あと、もうちょっと覆面キャラを活かす方向での
ネタ作りをして欲しい。もういっそあと3人は
フリに回るぐらいの事をやってもいいと思うんですが。 45点

風藤松原/漫才「ヤだね〜」

前半がボケよりもツッコミで笑わせるスタイル。
後半がボケでストレートに笑わせるスタイルになってました。
面白かったんですが、前半のスタイルは
どうしてもおぎやはぎのフォロワーになっちゃうので
個人的には後半のスタイルで全編貫いて欲しかったですね。 80点

ガリガリガリクソン/漫談「引き篭もり漫談」

引き篭もりのパソコンオタクキャラでの漫談。
部分部分では設定を活かした感じになってましたが
全体的に見ると「ただの変な人」になってたのがねぇ。
(最後のなんかオタクと関係ないし)
天津向もなんですけど、どうしてもオタクキャラを演じる人って
最後「変な人」に着地しちゃうんですよねぇ。


いや確かにオタクって、一般的に見れば変な人なんですが
彼らには彼らのポリシーがあって、そのポリシーが
一般人とズレてるから結果それが「変な人」となってしまう。
その辺を上手く描写すれば、よりリアリティのある
面白いネタになると思うんですけどね。

我が家/コント「ラーメン屋」

流石と言った出来なんですが、個人的に笑わせ所が
全部デブいじりなのがなぁ…。
いや、このコントって
「よくドラマとかである頑固親父と弟子のアツイやりとりって
実際客にとってはいい迷惑」ってコンセプトじゃないですか。
そこをもうちょっと掘り下げて欲しいというか、
個人的に「ラーメンを作った事がない弟子にラーメンを作らせる事を
拒む客」っていうやりとりが凄い好きなんですが
その流れをもうちょっと広げて欲しいなぁと。70点

MC 快児 風藤松原 カルパチーノ

ナゼ、この2組?と最初思ったのですが
お互いが出す独特の空気が良かったですw


続いてはゲスト枠。ゲストなので点数は付けてません。

ラバーガール/コント「アンケート」

なんか最近ノリにノってるラバーガール
歯医者のネタ以降、大水が乱暴な部分を出すようになってから
芸幅が広がったように思えます。

THE GEESE/コント「AD」

この設定は昔、坂道コロコロがやってましたけど
それよりも、よりADという設定を活かしてましたね。
これで、フリップが見えればなぁ。

快児/コント「テストの答え合わせ」

記者会見以外のネタ初めて見ました。
なんとなく、松尾俊明を思い出したって
例えの方がマニアックかw

イシバシハザマ/コント「まさかでショートコント」

漫才アワード2次予選でやったコント。
まだ、ネタ1個1個は微妙な感じですが
この先「おかしな話」における
「万引きGメン」や「コンサート」のような
キラーネタが出来れば、「おかしな話」「シャバダバ劇場
に続く新たな武器になるでしょうね。
(「六部咲き劇場」はテンポが微妙なので
今回外させてもらいました。)

流れ星/漫才「借金の取り立て」

途中、外を走る救急車に仲英が反応するというまさかのハプニング!
っていうか、子供かw


いやでも、それすらもちゃんと笑いに消化してたのは
見事でしたよ。

エンディング

ここでは生江ミョウジが大活躍。
あと、風藤松原カルパチーノに加え、GEESE、ラバガ大水の
地味芸人の絵面はある意味圧巻でしたw


さて、次回はいよいよ波乱の「帰りの道中編」をお送りします!