M-1グランプリ2007大阪予選2回戦2日目
行って来ました。
今回、麒麟に笑い飯がエントリー
さらに千鳥が今日のエントリーに変更になったというのを聞いて
かなりの混雑振りを予想して、1時間前に会場に着いたんですが
思ったよりも人は少なく（それでも列は出来てましたが）
しかも、ファンクラブに入ってたので
かなり早くに入場できて、だいぶ前に見ることが出来ました。
以下、レビューです。今回は5段階評価で点数を付けてます。
- A-1ブロック
千鳥(吉本興業 大阪)「殉職シーン」 合格
2回戦なんで流して来るかなー？と思ったんですが
意外と本気でしかも、今年の勝負ネタをかけてきました。
このネタ、漫才アワードの2次予選でやったヤツですが
その時「指を撃たれた」の下りの繰り返しで
「しょーもない下りを連呼しやがって」と思ってたのですが
今回それを上手くノブのツッコミで
笑えるやりとりに昇華させていました。
さらにノブにキメ細やかなツッコミをさせる事で
それまで大悟が握ってた話の主導権が
ノブに移行して、ノブが話を進めて行ってる中に
大悟がいろいろいらん事をするという流れになってて
たぶん「千鳥の笑いがわからない」って人も
こういう手法ならわかりやすいんじゃないでしょうか？
いや、この短期間であそこまでの改良が出来るって凄いですよ。
今年はファイナリストに残る可能性も高いと思います。
何より麒麟や笑い飯に比べて長い事ファイナリストになってないので
その辺に気合の入れ方が違ってたような気がします。５
ロシア計画（アマチュア）「野球」
Joy-Boutに出演中の高校生コンビ。
千鳥の後だし、どうなんだろうと思ってたら
かなり爆笑を取ってましたし
僕が見た中でも彼らのネタの中で一番の出来でした。
ここは合格すると思ったんだけどなぁ。
ちょっとAブロックには強豪がひしめき合いすぎたか。４
餅米（NSC大阪）「昔話を今風に」
今風というか、かなりヤバめにアレンジされていて
「おおっ」と思ったのですが、中盤から失速。残念。３
左ミドル（松竹芸能）「ギャップのある人」
前半はヤーさんがファンシーな一面を持っているというネタ、
後半は華井のハゲいじり。
3分間しかないんだし、どっちかに統一すべきだったと思います。３
ビンチョウタン（アマチュア）「コント、コンビニ」 合格
ローソンの制服を着て登場。
そのままコンビニのコントを始めるのですが
バイトが突如反抗期を迎えるといった
内容もしっかりとしてモノになっていて
かなり面白かったです。５
ボールボーイ（吉本興業 広島）「女子高生と付き合いたい」
漫才アワード2次予選と同じネタ。
独特の設定にちょっとお客さんが付いていけてなかった感じもありましたが
独自の世界観がありましたし、ここも合格でも良かったと思うんですが
ブロックのせいでしょうかね？４
ジャルジャル（吉本興業 大阪）「落語家」 合格
「英会話教室」と同じパターンですが、
今度は教える方の融通が利かないパターン。
やりとり中にちゃんと師匠のキャラ、弟子のキャラなどの
「世界観」が見えるのが凄い。
このネタを準決勝に持って来るかどうかはわかりませんが
決勝の審査員とか好きそうな感じだと思うんですけど
去年と一緒のパターンなので準決勝の審査員が
評価しないかな？５
麒麟（吉本興業 大阪）「チキンナゲット」 合格
なんとなく、このネタやりそうかなー？と思ってたら
案の定やりましたｗ
どうも今年麒麟はライブやイベントでもアリネタしかやらない
らしく、どうも何かを隠し持ってるっぽいんですよね。
ここでアリネタを持ってきたのは
「何か隠し持ってる」というプラスの方向性で見ています。４
- A-2ブロック
バンパイア（アマチュア）「余ってる家具をもらう」
ボケのキモキャラがウリ。
個人的にホモネタには走らないで欲しかった。２
モスグリーン（アマチュア）「UFOキャッチャー」
僕が一時凄い推してたコンビなんですが
なんか凝った事をやろうとしすぎてて
完全に見失ってる感じです。
個人的には田中のウザキャラで推しで
行って欲しいんだけどなぁ…。２
桃組（吉本興業 福岡）「お巡りさん」 合格
合格してるんですが、全く覚えてないｗ
当日書いたノートには「達者だがネタが古いか？」
と書いてました。２
ウニウミウシ（フリー）「音曲漫才」 合格
男女コンビ、男がギター、女が三味線を持って登場。
ここまで、全然盛り上がらなかったんですが
ここに来て、ようやく盛り上がったというか
独特な空気を醸し出していました。４
タナベマン（アマチュア）「爆弾処理」
マニアックな色の名前を織り込んだネタ。
これだけで3分はキツイ。１
どんぴしゃ（吉本興業 福岡）「ものまね」合格
片方が正統派、もう片方が「細かすぎて伝わらない」系のものまね。
漫才コンビでものまねやってるのって
どっか片方だけが器用なパターンが多いんですけど
こっちはどっちも達者でした。
ただ、最後「似てないモノマネ」の方向性に
行ってしまったのは残念。５
- A-3ブロック
ななまがり（アマチュア）「神様」
「ミステリー芸人ナイト」で披露したネタ。
その時、元々コントだったネタをスーツで
漫才スタイルでやってたので
「M-1用かな？」と思ったらやっぱりそうでした。
終始大爆笑だったんですが、会場は後半あまりウケて
なかった感じですね。
でも、会場の盛り上がり考えると
充分合格ラインだと思うんですけどねぇ…。４
FORCE1（アマチュア）「DVDを借りる」
何も感想が書いてなかった。１
タフボーイズ（劇団チームKGB）「情けない」
出てくるなり、片方が「タフですかー！？」を連呼。
それがスベり、終始その空気を引きずってた感じ。１
フィッシュマン（ケーエープロダクション）「悪代官と越後屋」
片方が魚屋さんの格好で登場。
ツカミの「ラピュタのロボットのものまね」が
かなりウケてたのですが、本編に入るとさっぱり。
っていうか、魚屋さんのネタでいいんじゃないか？と
思うんですけどね。１
チキチキジョニー（松竹芸能）「演技力」 合格
いつもの感じですが、どうもM-1という感じがしないｗ
タレントしてのポテンシャルの方が高そうなので
もっとテレビとかで使ってあげればいいのにって思うんですが。３
クッキーズ（吉本工業 福岡）「悪代官と正義の味方」
早速ネタ被りがｗ
今回、時代劇ネタが被りまくりますｗ ３
- B-1ブロック
わんぱく戦士達（アマチュア）「影響を受ける」
感想のメモ無し。１
ふうらいぼう。（ケーエープロダクション）「戦隊ヒーロー」 合格
アワードの2次予選でやったネタ（だったと思う）。
全体的にベタベタだったけど「赤福」の下りがウケてました。
もっと時事ネタを盛り込むとよかったかも。２
テンテン(吉本興業 名古屋)「ツッコミをほめる」
狙いすぎ。１
りぼん（アマチュア）「人助け、儲け話」 合格
インディーズ芸人のユニット。
ほとんどガリガリガリクソンとツッコミの人漫才になってて、
挙動不審マンがほったらかしになってたのがねぇ…。
取って付けたように飛び蹴りしてましたが。
せっかく、個性派のボケ二人連れてるんだし
ちゃんと二人のキャラを活かした漫才をやって欲しかった。３
鳳仙花（松竹芸能）「コンパに連れてって」 合格
よく、チキチキジョニーと並んで名前を聞く
女芸人ですが今回初めて見ました。
デブでブサイクな女性が異様にブリッコをするという
流れですが、ここもM-1よりもタレント向きかなー？ ３
スマイル（吉本興業 大阪）「カラオケ」 合格
今回、最大瞬間風速が吹いた瞬間ですが
僕はそこまでハマれなかったなー。
前オンバトでやった「水戸黄門」と一緒で
よしたか君が前へ出すぎと言うか
瀬戸君がよしたか君に預けすぎ。
一応、よしたか君をアホキャラで売ってる以上
話の主導権は瀬戸君が握っとかないといけないと思うんですよ。
この勢いだと決勝進出もあり得ると思うんですが
決勝でダダズベリ「準決勝ではあんなにウケてたのに」
みたいな感じになりそうな気がしてなりません。３
- B-2ブロック
つばめがえし（吉本興業 大阪）「朝ごはん」
三角食べがめちゃくちゃに。１
ブラックモンキー(吉本興業 福岡)「泥はね」
ここもキンコン系？ １
ジャンクション（吉本興業 大阪）「ラブソング」 合格
なんか2丁目と言うかフルーツ大統領の
面白くないパターンのネタを見ているよう。
10年目でこれはキツイというか
合格はラストチャンスのオマケ合格か。２
なすなかにし（松竹芸能）「自作の校歌」 合格
アワード2次予選のネタ。
いやぁ、同じ歌ネタでもここまで違うとかいう位面白かった。
勝手にどんどん進んでいく中西と
そんな相方を一見放置するようで
実はちゃんと付いていきながらツッコむ那須の
コンビが素晴らしい！
ただ、今年はイマイチなネタも多かったので
このレベルのネタが他にあるかどうかの問題でしょうね。
このネタは流石に準決勝ではやらないでしょうし。５
- B-3ブロック
上海リゾート(NSC 大阪)「車の教習所の卒業式」
面白そうな題材で期待したんですが
なんかそのままだったような気がします。１
まいなすしこう(吉本興業 大阪)「子役をやりたい」 合格
まさにまいなすしこうの基本形漫才といった感じで
素直に笑いました。
昨日「リンカーン」にも出てましたが
こういうコンビって、テレビとかに出だしたら
無条件でガンガン組に上げてもいいような気がするんですけどね。
勝山とかが、オーディション受けてるアマチュアと
同じポジションとかおかしいじゃん。４
天津(吉本興業 大阪)「夫婦生活のシミュレーション」 合格
まず、思ったのが「やってる事が去年ライセンスがやってた
『アキバ系ドラえもん』と一緒」なんですよね。
いくら、ホームで10年近いベテランで、2回戦だからと言って
去年、本番で別のコンビがやったのとさして変わり映えしないネタを
何の衒いもなくやっちゃうのはどうよ？と思うんですよ。
そこまで余裕を見せていいほど、M-1では結果残してないと思うんですけどね。
ちょっと自分らを高い位置に置きすぎなのではないかと。
ファイナリストに3回もなってる千鳥ですら、
あんなに力入れてやってたのに。
これ、大阪だからウケてたし、通りましたけど
東京予選だったらたぶんウケてなかったし
ひょっとして2回戦落ちなんて可能性もあったかも知れません。
今回、オタクネタをやるコンビって結構居たんですが
どのコンビも、一つの作品に付いて掘り下げていくという
結構濃いオタク漫才やってて、しかもお客さんが
ちゃんと付いて行ってるって中で
彼らのやってる漫才って、相変わらず
向がオタクのおかしな言動を描写する形で
どうもスタイルが古いんですよね。
（一応ウケてましたけど、
それもみんな天津知ってるから、木村の新婚生活を
妄想して笑ってる感じですしね。）
天津がオタク漫才を始めた頃って
そういう漫才やってたのって大阪では天津ぐらいだったし
凄い前衛的だったんですが、時代の流れの中
天津だけが取り残された感じがします。
まぁ、続けるにしても止めるにしても
いろいろ自分達のこれからについて
考えないといけない岐路に立たされてるんでしょうね。３
ザ・プラン９（吉本興業 大阪）「バケツリレー」 合格
あのね、本来ならとうの昔の出場期限の過ぎてる
ベテランが5人集まって
あんだけ舞台広く使ったら面白いに決まってます。
ズルいてか反則ｗ
だからこそ、審査員のハードルも上がってると思うんですけどね。
よく「プラン９は審査員に嫌われてる」って話聞きますけど
嫌われてるんじゃなくて、上記の理由から
ちょっとやそっとの事じゃ、決勝進出の
判を押してもらえないってだけだと思います。
ただ、去年「フォーメーションを縦に変える」という
安易な作戦にあっさり引っかかってしまったんでｗ
今年はますます審査員の目は厳しくなってると思いますね。
よっぽどの事がない限り決勝は難しいでしょう。４
- C-1ブロック
ヒカリゴケ（松竹芸能）「腹話術」 合格
このネタ改めて見ると、終盤叔父さんの一人芝居になってしまって
甥っ子が要らない子になっちゃってるんですよね。
僕は甥っ子…腹話術師、叔父さん…人形の
掛け合い漫才で最後までやった方がいいと思います。３
大蛇（NSC大阪）「休憩時間」
アブナイキャラの描写が上手くいってなかった。１
ところてん（アマチュア）「雪山で遭難」
3人組。二人がコントに入って一人が傍観者で
ツッコむというスタイル。
ネタは結構よく出来てたし、
神様役の人のキャラもいい感じだったんですが。４
西川さんと山本さん（?シエル）「（タイトル書いてなかった）」
素人のオバチャンが二人出てきて漫才している感じ。
非常に強烈なインパクトを残していました。４
LinRinSound（アマチュア）「女性が激怒」
男女コンビ。のっけから女性が客席に怒りまくり、
男性がそれに同調してフォローを入れる漫才。
最初のインパクトは凄かったものの、最後まで続かなかった感じ。３
笑い飯（吉本興業 大阪）「駅の放送」 合格
ツカミがイキナリ「うんこ」だったんで
「2回戦だし、なんかとんでもないネタを持ってくるなぁ」
と思って見てたんですが、その後フツーでした。
なんか、このコンビはどうもアナーキストになりきれてない
むしろ真逆の「エリート臭」すら漂ってくる。
そこが僕がこのコンビにハマれない
理由だったりするんですよね。
このコンビはうんこで3分やっても許される
ポジションは築いたと思うんですけどね。４
- C-2ブロック
志ん茶（アマチュア）「サザエさんに出たい」 合格
ボケの人がオールバックでへびいちご島川風。
上記のネタフリが始まった時は
「またベタなのやるなー」と思ってたんですが
始まってみると、島川似の人が
アナゴさんのものまねを始め、
アナゴさんとツッコミの人のコントを3分間ｗ
ネタもよく出来てたし、最後の意外なオチで
会場大爆笑！いやー、堪能させてもらいました。
ちなみに大絶賛の割りに点数が４なのは、
中盤ちょっと笑いの薄い所があったからです。４
キャバレーナイト（アマチュア）「ホストの略語」 合格
男2人女1人の3人組。最初女性のオバチャンキャラを
前面に出してたので、「あーオバチャンキャラに
男二人が振り回される展開かー」と思ってたら
ツッコミが元ホストというのを
オバチャンと男一人の二人でいじりまくる。
個人的にはなかなか楽しめました。
個性的なキャラ二人（オバチャンとホスト）を
ちゃんと活かせるネタをしてたと思いますし。４
ジェンカ（吉本興業 広島）「子供が何人欲しい？」
女性コンビ。岡山生まれの方の人のキャラが活かせてなかった。１
Dande lion（アマチュア）「途中で帰る」
上手いけどこれといったモノは無し。２
ピーマンズスタンダード（松竹芸能）「不動産屋」
去年の「ABCお笑い新人コンテスト」の予選で
凄いここのコンビを気に入りまして、
今回楽しみにしてたんですが、イマイチだったなー。
なんか、ここのコンビに期待してた事を
浜口浜村がやってのけた感じが。２
- C-3ブロック
近衛（アマチュア）「医者になりたい」
ボケの人のキャラは良さそうだが、ネタが弱い。１
マンツーマン（アマチュア）「革ジャンが欲しい」
達者だが、何かが足りない。２
くいな（吉本興業 名古屋）「催眠術」
キモキャラで推すにはいろいろ足りない。１
チュチュ（吉本興業 大阪）「バレリーナコント」 合格
まぁ、面白い面白くないは別にしてｗ
会場を独特の空気に変えてましたね。
でも、合格にするんなら、 西川さんと山本さんの方だろー
と思ったりもするんですが。２
- D-1ブロック
334（アマチュア）「若い男がぬるい」１
Mr.オットセイ（アマチュア）「牛肉の旬」１
虎あげは。。。（アマチュア）「ことわざ」２
すいません、この辺はまとめて書きます。
まぁー、とにかくここはキツかった。
正直、ちょっと寝不足気味だったんですが
寝そうになりましたからね。
なんとか睡魔をこらえてタイトルと点数を書きましたが
内容までメモる元気はありませんでした。
マリッジゆたか2007（デリートエンターテイメント）「ヒーローインタビュー」
正直、ここも前のコンビ達とレベルが
同じぐらいだったなー。
ツッコミやってる方の子が
ピンの時にものまねとかやってるんで
そういうのを織り込んでくるかな？と
思ったし、そういう展開になりそうな
くだりもあったんですけどね。
ただ、今回ものまねする人結構居てたんで
それでも影が薄かったかもって思ったり。１
モンンスターエンジン（吉本興業 大阪）「怖い話」 合格
ここでモンスターエンジンが来たのはまさに神の救いですわｗ
あのテンションで会場のダレた空気を吹き飛ばしましたからね。
ネタはちょっとベタかな？とも思いましたが。３
- D-2ブロック
吉田（アマチュア）「一人暮らし」
やりとりがぐだぐだすぎ。１
デロリ庵（NSC大阪）「告白のアドバイス」
いわゆるホモネタなのですが
持って行き方が上手くて
「安易にホモネタに走った」のとは
ちょっと違う感じがして「合格でも良かったのでは？」
と思ったのですが 、去年見に行った人の話だと
ほぼ去年と変わり映えしないような内容だったみたいです。
平安美人（アマチュア）「仮面ヤマダー」
片方がハダカ、片方がヒゲとニット帽といったいでたちで
2丁目時代からいる、モストデンジャラスコンビ系というか
野生爆弾系と言いましょうか、まぁそんな感じの濃ゆいコント。
個人的には面白かったです。不合格は納得ですがｗ ４
桜（アマチュア）「アスカなりきり漫才」 合格
片方がエヴァンゲリオンのアスカのコスプレで登場。
アスカでボケたりツッコんだりするんですが
相方がエヴァを知らなくて付いて行けないというネタ。
最初、アスカのコスプレで出たときは
「あ、勝負捨てて、自分らのやりたい漫才やるつもりなんだな。」
と思ったら、場内大爆笑。
いや、エヴァそのものの知名度もあるんでしょうけど
たぶん、ここまで行ききってしまえば
わからなくても面白いというのは伝わるんですよ。
ストリークの野球漫才とか
若井おさむのアムロコントとかもそうですからね。
今の天津に足りないのは、この要素だと思います。５
概念（アマチュア）「子供の話」 合格
さっきのブロックとは裏腹にここのブロックは濃いのが続きます。
いわゆるコント漫才なのですが
時事ネタ、しかもかなり毒の強いネタでした。
時事ネタやるんなら、これぐらいやらないと意味がないと思う。４
センチメンタル（アマチュア）「消しゴムを借りる」 合格
ツカミで滑ってましたが、本編で盛り返しました。４
ベスト８（アマチュア）「ボーリング」
ノートには「妙な雰囲気の漫才」と。
どんな漫才だったんだろう？思い出せない。３
横山ドロン・ライズ（アマチュア）「携帯」
コワモテのオッサンがホモキャラになって相方に迫ったり
キムタクの似てないものまねをしたり。
ホモネタですけど、ボケの人のキャラで
結構面白かったんですけどね、
ホモネタは審査員厳しく見るのかなー？
横山ドロンってアランドロンのドロンさんのようですね。
今井田中（吉本興業 名古屋）「悩み」
ボケがひたすら「あー」っていうネタ。
狙いを外してましたね。１
のろし（松竹芸能）「忍者」 合格
ここも被るかー。
最近の鈴木のナルシストキャラが開花する
前ののろしのパターン。
数少ない松竹勢の合格コンビですけど、
ここ通すかー？というのも正直な所あったり。
ビジュアル系シリーズやったらよかったのに。２
- E-1ブロック
バイナリーエンジン（アマチュア）「例の儀式」
リットンぽいのを狙いすぎ。１
コーンポタージュ（NSC大阪）「さるかに合戦」
さっきとは真逆で漫才は凄く上手いんだけど
発送が平凡なパターン。１
あらなみ（アマチュア）「相撲を若い子ウケに」
セリフを飛ばしてました。
全体的にスベってましたが「嫌いやねん！高校の時から！」
でちょっとだけウケてました。１
フロントライン（吉本興業 広島）「修学旅行」
もう、修学旅行とか好きな娘の言い合いとかいう題材が
厳しいと思う。１
王（デリートエンターテイメント）「ヤマダ電機」
ボケ3人が代わる代わる出てきて好き放題ボケただけって感じで
4人組である事や、メンバーの持ってる各々の個性が
全く活かせてない感じでした。
その辺を踏まえて丁寧なネタ作りをすれば
準決勝も狙えるグループなだけに勿体無い。２
- E-2ブロック
グッドモーニング（アマチュア）「名刺交換」
メモに感想なし。１
バウンドライン（アマチュア）「散発」
ホモネタ被りすぎ。１
ハム（アマチュア）「あいのり」 合格
諸見里をジャイケルマクソンで陣内とかに
いじられてるのを見たんですが、漫才は初見。
「こんな子引き連れてどんな漫才すんねん？」
とか思ってたら、意外にもちゃんとした
ネタ作りをしてましたね。
でも、このコンビ諸見里がツッコミになるんですねｗ ４
- E-3ブロック
43号線（アマチュア）「昼ドラ」
片方がアフロヘアーに白淵メガネ。
ここも狙ったボケが決まってなかった。１
おにく（アマチュア）「新弟子」
力士の格好で力士のコント。
個人的にはもっとウケてもいいと思ったんですけどね。４
Body&Soul（アマチュア）「子供と一緒に釣り」
設定がどんどんブッ飛んで行くんだけど
笑いに繋がってなかった。２
天竺鼠（吉本興業 大阪）「最後の晩餐」 合格
なんか天竺鼠の漫才って川原のピン芸に
ツッコミが入った感じなんですよね。
ピン芸人のユニットならまだしも
一応「天竺鼠」というコンビだから
二人で積み上げていくようなネタ作りをして欲しいです。３
鎌鼬（吉本興業 大阪）「近所のオバハン」 合格
漫才が凄く上手くなってたし、面白かったけど
反面「普通になっちゃったなー」とも思いました。
結局、彼らはどこに向かってるというか
自分達をどうしたんだろう？という疑問が
最近の漫才見てると思うんですよね。４
- F-1ブロック
フルコンタクト（アマチュア）「空手部のコンパテスト」
キャラが空回りしてる。１
生け花教室（アマチュア）「アリバイ」
おかしな設定におかしなツッコミ。
後半同じくだりを天丼する所でちょっと面白かった。２
学生グルメ（ヨーロッパ企画）「酷い目に合った話」
スケボーの話に異様に食いついてくる。１
トライアングル（松竹芸能）「天ぷら火災」 合格
漫才はめちゃくちゃ上手いんだけど
あと、もう一つ何かが欲しい感じ。４
男と女（吉本興業 大阪）「海でイチャつくカップル」 合格
よくある「独り身の女ひがみネタ」だったけど
発送がどんどんエグい方向に言ってて面白かった。
女が男をド突くのは最後の最後で
男の方がはたくツッコミがメインになってました。４
パニーニ（アマチュア）「デュエル漫才」 合格
僕は今回、桜がオタク漫才最高潮だと思ってたんですが
それを上回るネタをここで見る事になろうとは！？
流れはエヴァ漫才と一緒で
ボケがデュエルのネタをしようとして
ツッコミがそれに付いていけないって感じなのですが
こっちの方が完成度が高かったと思います。
僕はあんまデュエルに付いてよく解らないけど
たぶん、詳しい人が見ても笑えるような
ネタ作りをしてたんじゃないかな？
そういうきめの細かさは感じました。
題材がマニアックでも、ちゃんとネタとして
完成度を上げれば、見てる人はそれとなく
理解出来るんですよね。５
ハスキーボイス（アマチュア）「地球が怒ってる」
スケールのデカイネタですが
ちゃんと笑える方向に消化していました。４
変ホ長調（アマチュア）「男と女の友情」 合格
何事にも動じないと思ってた変ホ長調がまさかのセリフ飛ばし！
でも、その後またいつもの感じでネタに戻って
堂々と漫才をするようすは、さすがファイナリストと
いった感じです。５
- F-3ブロック
しらたき（アマチュア）「コンビニ」
挙動不審なボケと、誘導するような優しいツッコミ。３
あこがれ（アマチュア）「個人タクシー」
設定を上手く活かせてなかった。
オバチャンの演技だけで終わった感じ。２
恋愛小説家（松竹芸能）「大物俳優」
大蜘蛛の演技が上手いだけに、ネタの弱さが目立つ。３
オハラオハラ（ホリプロ）「ウチのおかん」
流石にこういう場所ではキビシイか？
小原さんがキレイだった。２
