爆笑オンエアバトル1月25日放送分
超新塾／ロックンロール劇場「うどん屋、監督」(513kb)
レッドカーペットでそれなりのポジションを築いてから
絶好調って感じですね。
たぶんチャンピオンになるのは無理だけど
台風の目にはなりそう。
でも、「大喜利スタイルの漫才」をやるなら
ここまでキャラとか世界観とかを
作り出さないといけないんでしょうね。
最近マンモスのポジションも
上手く扱えるようになってるし。
天津／漫才「木村の子供」(409KB)
まぁ、ネタはそこそこ面白かったんですが
どうも、それ以外の部分で
天津ってオンバトでは全然馴染みのコンビじゃないのに
なんか「自分らの事がそこそこ有名である事が前提の流れ」
があったのが凄い気になりました。
例えば、木村の結婚話をした後、ちょっと拍手待ちをしたり
（全然、拍手が起きないので「拍手ありがとうございます」
って言って無理矢理させてましたけどｗ）
あと、向が自分の下の名前をボケに使ったり
（苗字が浸透してるかどうかも怪しいのに）
一番僕が決定的だなーと思ったのが「じいじ」の天丼です。
大阪の若手がオンバトでネタやった時
それまでいい感じにウケてたのに
終盤やった天丼で大コケしたという話をよく聞くのですが
今回の天津はまさにその見本だったんじゃないのかなー？って
思います。
大阪の若手ってすぐ天丼を使いたがる傾向があるんですが
天丼って「最初のボケが絶対にウケる事前提」で
しか使っちゃいけない技法なんですよ。
それを、どういう傾向のボケがウケるのかどうかも
よくわからないオンバトでやるなんて
ギャンブルとか冒険と言うより
ただの身の程知らずじゃないかと。
実際、最初の「じいじ」がスベってから
「じいじ」を被せる度にスベってましたからね。
一発目スベったからと言って
途中で止めれないですし。
今回のネタの感想に「面白かったのにKBが低い」
って言われてるんですけど
たぶん、その辺の彼らの立ち振る舞いに
違和感を覚えて玉を入れなかった人が居たんじゃないでしょうか？
この文章を見て
「もっと純粋にネタの面白さのみを審査すべき」
と思う人が居るかも知れませんけど
人間がネタやって、人間が審査してる以上
そういう事って避けられないと思うんですよね。
別にオンバトにハマらなくてもいいんですよ。
ハマってないならハマってないで
それなりの立ち振る舞いがあると思うんですよ。
その辺もひっくるめて
ちゃんと考えて動いて欲しいなと思います。
プロの芸人なら。
三拍子／漫才「だだっ子」(465KB)
天津と全く逆の意味で受け入れられたのが
今回の三拍子だと思います。
いやネタの面白さは「天津＞三拍子」なんですよ。
実際リアルタイムで見た時は天津の方が面白かった。
でも、このレビューを書くために
録画したのを見直すと
三拍子の方が笑えるんですよ。
もう高倉がホンマに気持ち悪い。
反面、向の気持ち悪さって一回見ちゃうと
結構見慣れてしまう気持ち悪さなんですよね。
その辺、三拍子と言うコンビはネタ以上の
モノを引き出す演技力があるんですよね。
逆に天津は台本通りの事しか出来ない。
その辺が会場で生で見る人には
空気となって伝わって来るんでしょうね。
だからこそ、天津は「オタクキャラ、オタク漫才」
で行くべきだと思うんですよ。
（あれ？三拍子は？）
カオポイント／コント「万引き」(421KB)
いやー、このコンビ初見なんですが面白かったです。
「後輩の店で万引きする先輩」という設定もいいし
先輩の吐くセリフも「ポイントカードあります」とか
「一週間ファミコン禁止」とか面白いなぁ。
結構いい感じでオンバトデビューを果たしたので
この次にどんなネタを持ってくるかですね。
まぁ、東京のコンビで自分らの見せ方もわかってそうなので
大阪の若手のように初オンエアだけ好調で
あとウソのように尻すぼみという事は無いとは思いますが。
ブロードキャスト／漫才「カップル、誘惑」(473KB)
まぁ、完全なトップ効果と言うか
いい感じの前説でしたねｗ
でも、最後のオチが上手かったんで
やっぱりオチって重要やなーって思いましたね。
