「71〜2007M−1準決勝(終)」:かわら長介 たくらだ堂

M-1グランプリ準決勝の審査員、かわら長介
準決勝
まず、一組目恐らく決勝に上がってれば
優勝候補の一組になっていたであろう
NON STYLEのレビューがを見て
前半それだけ褒めてるなら
なんで通さなかったのだろう?

というのと
後半、一昨年のレビューで井上に

基本的な疑問をひとつ。井上は「いきっ」ているだろうか?僕は、井上はちょっと格好をつけているだけのような気がするのだが。要するに中途半端だ。演技が上手くなくても構わないが、本気で「いきっ」たらどうだろう。

と書いておきながら、今回のレビューでは

今後の事を思うなら課題は井上だ。井上の‘いきり’その演技だ。素直に言うと、生過ぎる。‘いきり’を遊んでいる演技ならば問題はないが、演技ではない本気が感じられて、どうもいけない。

という評価をしてしまう事に大いなる矛盾点を感じるのですが
なんか、ここに書けないような落選理由でも
あるのではないか?と勘繰ってしまうんですよね。
(それこそ倉本美津留が猛反発したとかw)


でも、今回やったノンスタのネタは
僕が昨年見た漫才で最頂点のネタでしたし
僕は見た瞬間感動すら覚えましたから。
(実は敗者復活で同じネタをやって、その様子が
Youtubeでアップされてたんですが残念ながら消された模様)


そういうのが認められないってのは
やっぱり釈然としない。
あと、一つ心配なのは「懇親の力作」をM-1にぶつけて
決勝に残れなかった芸人はもれなく迷走する。
2005年「脳内メイド」で決勝に残れなかった天津、
2006年「犬を飼いたい」で決勝に残れなかったプラスマイナス
なんかがまさにそのパターンに陥りましたから。
ノンスタがそうならないかどうかが非常に不安です。
ホント、M-1て罪な番組だわ。