東京ポッド許可局 【第2回 “すべらない話”論】:昨日の風はどんなのだっけ?

聞かせて頂きましたが、確かにマキタスポーツの分析は凄いです。
特に「大阪の笑いは緻密な計算で出来ている」というのは
目からウロコでした。


でも、「緻密な計算の元に笑いを取る」というのは
逆に「融通が利かない」という欠点もあって
それが「大阪の芸人がアウェーに弱く、内弁慶になってしまう」
という所に結びついてるような気もしますね。


去年のM-1の大阪を拠点に活動してる3組(笑い飯、千鳥、ダイアン)の3組が
決勝で大コケしましたけど、そこでいろいろ批判されてるネタ
笑い飯の「同じ事の繰り返し」、千鳥の「オチのスカシ」
ダイアンの「西澤が何度も舞台から出たり入ったり」は
本当は「ウケる計算」として準決勝まではちゃんと
計算どおりになってたハズだったんだと思います。


それが決勝で大きく外してしまった。
まぁ、原因はいろいろあると思います。
準決勝は大阪で、決勝が東京だたっとか
審査員が大阪の作家が、プロの漫才師になったりとか。
でも、それを解消するには
いろんな舞台に立ちまくって
それぞれのパターンでの計算方法を
身に着けて行くしかないんでしょうね。


だから、彼らに限らず大阪の若手芸人は
いろんな所に出まくらないと行けないと思うんですが
大阪の若手に限ってそういう機会に恵まれなかったり
しますからねぇ…。


まぁ、だから「オンバト」が重要だと
そこに行ってしまう訳なんですがw