爆笑オンエアバトル第10回チャンピオン大会 セミファイナルAブロック

タイトル長ぇーよ!w
そんなこんなで、いつものようにレビューして行きます。

えんにち/漫才「子供との接し方」(914KB/2位)

ここはあれだけ、計量時に散々アピールして
1番引いた時点で、勝利は確実だったと思います。


いや、そりゃもちろん「ネタの面白さ」を競う番組ですけど
素人の審査員にそれを求めるのは無理な話だし、
だからこそオンバトは面白いと思う。


でも、これで実はファイナルにとっておきのネタがあって
優勝とかなったら、そういう「運」の部分も
ひっくるめてカッコイイって思いますよ。


あと、ああいうタイミングで
前へ出る事の出来る東京の芸人さんって
ステキだと思います。
大阪の芸人も見習って欲しい所です。

ハイキングウォーキング/コント「スーパーイリュージョンショー」(738KB/7位)

やっぱり、このコントって「Mr.スズキックス」という
インチキ手品師のキャラありきなんだなーと
改めて感じました。
普段着でやっちゃったら、それこそ宴会芸ですからね。


お客さんのリアクションが良かった割には
ボールが転がらなかったと思います。

響/漫才「温泉旅行」(486KB/10位)

なんか今回ツッコミが過剰に張り切りすぎてて
反面、ボケが大人しくて凄く違和感がありました。
なんか違った事をしようとして
失敗しちゃった感じがありますね。


ただ、2ちゃんの感想スレ見てると結構褒めてる人が
居てるんですよね。
普段の響の漫才を「ボケが気持ち悪い、生理的に受け付けない」
とか書いてるのに。
なんかお笑いマニアってああいう
「キャラのある方が主張せずに、無い方がむしろ前へ出る」
っていうのが好きねぇ。
キャラのある人間がキャラを主張しなくて
どうするよ?と思うんですが。

ブロードキャスト/漫才「エスコート/童話」(750KB/6位)

正直、こういう芸風はこういう時、損だなぁ。
本当に全く印象に残ってない。
順番も「6位」っていうのもねぇ…
可も無く不可も無くをまさに象徴してますよね。


昨日やってた「上方漫才グランプリ」における
天津とダブって見えました。

ななめ45°/コント「コンサート」(494KB/9位)

これって2回目にオンエアした「JRのコンサート」の焼き直しだったと
思うのですが、なんか全体的に大味だったような気がします。
なんか、いつものななめ45°らしくなかった。

三拍子/漫才「子供の頃の記憶/おんぶ」(902KB/3位)

よく「おんぶ」だけをテーマに漫才しようと思ったなー。
しかもチャンピオン大会のセミファイナルで。
特に最後はド肝抜かれました。
ツッコミがボケをおんぶしたまま終わるって
どんな漫才やねん!
もう最後のあの絵面を思い出すだけで
思わず吹き出してしまいそうになりますw


今回、ちょっとゆるいネタで通ったんで
オンバトはやっぱり常連びいきだ」
という声もあるんですけど
いや、あれは会場に居たら玉入れてしまいますよ。
特に二人の途中のわちゃわちゃしたやりとりとか
生で見たら、もっと面白いんだと思います。


敬愛の念をこめて、三拍子の二人にこの言葉を送ります。
「バカだろお前らw」

イワイガワ/コント「ドラフト指名記者会見」(678KB/8位)

イガイガワは今期、今までのスタイリッシュな
作りこまれたコントを止めて
徹底的にジョニ夫のキャラアピールに徹してて
僕は凄い好感を持ったし、
今回軽量の時にアイパー滝沢
メンチの切り合いとかしてたから
これまでやったようなネタをやれば
えんにち同様そういう流れを
引き込めるチャンスだったのに。


なんか今回のネタは前までのような
「よく作りこまれてる」訳でもなければ
今期のようなキャラアピールも弱い。
これ下手したら通常回でも
落ちてしまうようなネタですよ。
ちょっと今回コント勢がふがいなかったです。

ストリーク/漫才「腹立つ話」(814KB/5位)

なんかやりとりがギクシャクしてるなーと思ったら
ネタが飛んだんですねw


それでも通ったというのは
オンバトの審査員って本当に
「一つのジャンルを押し通す」というのに
弱いみたいです。


そう考えると、むしろオンバトの審査員って
凄い攻略法が解りやすし
そこを攻略できなかった
オンバト3強以外の大阪の若手の
ふがいなさを改めて感じました。

プラスマイナス/漫才「警察密着24時」(850KB/4位)

あー、取り立て屋のネタ、ここまで温存してたんですね。
でも、最初から取り立て屋のネタで行けばいいのに
最初のうだうだしたのは何だったんだろう?
取り立て屋のネタでボケがいくつか自主カットしてたし。


今回のメンツなら充分通過できるレベルではあったと
思うんですが、はやり東京の人が考える「上方漫才」は
こういうドタバタ漫才で、それにプラマイの二人が
きっちり答えたという事なんでしょう。

超新塾/ロックンロール劇場「クイズ/スタメン発表」(1046KB/1位)

いや、正直、超新塾の中ではそんなに良かった方ではないですけど
そりゃ今回のレベルなら、ダントツのトップ当選になりますよね。
それぐらいレベル低かった。


たぶん、チャンピオン大会に行くには4勝しないといけないし、
一番のいいネタはファイナルに取ってあると思うので
もうネタがかつかつになってて、
そうなるともう「ネタの良し悪し」というより
「いかに印象付けるか」って事になる、
えんにちや三拍子が勝ち抜いたのは
そういう面に立たされた時の強さを表してると思いました。


とりぜず今日のメンツはファイナルに
いいネタを残してる事に期待しましょう。