萌えの属性としての「チーム男子」 ■80年代後半〜90年代前半を回顧するブログ：昨日の風はどんなのだっけ？

この記事を読んだとき、最近の笑い飯の事を思い出しました。
どうも最近の「仲良しこよし」でボケ合う笑い飯が
僕には「やおい」に見えてしまうんですよね。

その前までが、二人で我も我もでボケ合う姿が男臭かっただけに
余計にそう思えてしまう。
なんか、baseのお客さんの好みの芸風に
知らず知らずのウチに変えられちゃったような。

で「チームと何の関係あるんだ？」となるのですが
笑い飯萌えの女性って「笑い飯、千鳥のチーム萌え」の人が
多いんですよね。
で、千鳥は「幼馴染二人の仲良しこよしっぷり」が
面白さだと僕は感じてるのですが
（でも、それは「やおい」的なモノではなく
岡山弁が繰り出す郷愁性みたいなモノだと思ってるのですが）
それに引きずられるように笑い飯も
「仲良しこよし」を芸に取り入れるように
なっちゃったのかな？という気がするんですよ。
「笑い飯、千鳥のチーム萌え」な女性ファンの影響を受けて。

でも、笑い飯の面白さって元々「二人の仲の悪さ」にあったと思うし、
「仲の良さ」が面白さの千鳥とは本当は真反対だと思うのですが。

松本人志の放送室 第327回 08年01月05日

この回のを聴いてると、去年のM-1の笑い飯のネタについて
松っちゃんが「普通の漫才になってしまった」という言い方をしてるんですよね。
だから、松っちゃんも最初のお互いが張り合う「男臭い笑い飯」を
望んでたんだと思うんですよ。

思えば2005年、笑い飯が「お誕生日会」のネタで優勝を逃した時
松っちゃんはブラックマヨネーズに投票してたんですよね。
あの時にみんな「松ちゃんが会場ウケに流された」みたいな
意見が多かった（僕もそう思ってましたし）
でも、この意見を聞いてると、松っちゃんは確固たる信念で
ブラマヨに入れたんだと思います。

あの年のM-1で笑い飯が優勝を逃したのは
本当にちょっとした差で、笑い飯とブラマヨの順番が逆なら
笑い飯が優勝してた可能性は充分あったと思います。
ただ、ブラマヨに入れた他の3人は笑い飯に入れる可能性は
あったと思うのですが、松っちゃんはそれでもブラマヨに
入れてたんじゃないでしょうかね？

とりあえず、笑い飯を今の状況から脱出させるには
全く違う環境の元に連れていかせないとダメでしょうね。
それこそ、この4月に無理矢理にでも東京に行かせるべき
だったんだと僕は思っています。