爆笑オンエアバトル第10回チャンピオン大会 セミファイナルBブロック
先週に続いて、Bブロックのレビューです。
オジンオズボーン/漫才「ワルに憧れる」(890KB/2位)
ここは1番を引いたのが幸運でしたね。
芸風を考えるとまさにもってこい。
上手く盛り上げてファイナル行きの切符を獲得しました。
ただ、このレベルだとファイナルはしんどいかなー?
風藤松原/漫才「ヤだね〜」(562KB/第9位)
あ〜、途中いらん事したな〜。
せっかく順調にウケてたから、あのまま素直にやれば
ファイナル行けてたのに〜。
いや、やるにしてもファイナルででしょう。
あと、アップテンポにするなら「いいねー!」を
メインに最後まで突っ走るべきです。
戻っちゃダメ、中途半端。
上々軍団/漫才「お見舞い」(562KB/第9位)
ここはレベルの違いが出てしまいましたね。
セミファイナルは通常回でやってネタをやっても
いいらしいので、いっそ満点取ったネタやるべきだったと思う。
今の上々軍団にはそれぐらいの開き直りが欲しい。
タイムマシーン3号/漫才「バイトの面接」(1018KB/第1位)
面白かったな〜w
関太の底抜けに明るいキャラが全面に出てましたね〜、
山本のひねったツッコミも上手くハマってましたし。
いや、こんなネタまだ持ってたんですねぇ。
もしこれくらいのレベルのネタがあと1本あるなら
今期念願のチャンピオンも夢じゃないかも知れません。
ハマカーン/漫才「お祭り」(690KB/第8位)
「お通夜」みたいな強烈なネタやった後に
なんで「宴会」みたいな普通なのを持ってくるかな〜?
いや、ハマカーンって達者なんですけど
昔から、こういう構成力の無さみたいなのを
時々感じる事があって、そういう所がこういう
賞レースとかでで評価の低さに繋がってるような
気がするんですよね。
我が家/漫才「プロポーズ」(714KB/第7位)
ここに来て十八番のローテーション漫才を持ってきましたが
なんか、こじんまり終わってしまった感じですね。
流石にこのパターンの一番初めに考え付いたヤツなので
ちょっと物足りない気がするんですよね。
これは通常回でやっとくべきネタだった。
今更あれぐらいの下ネタでは審査員は引かないと思います。
流れ星/漫才「ゲートボール」(886KB/第3位)
今回、2回目の爆発が来ました。
いやぁ、なんでこんな事思い付くんだろうな〜。
瀧上の発想力も去ることながら、
それを演じきるちゅうえいも凄いというのは
褒めすぎでしょうか?
ただ、最後変な所で一発ギャグを入れたのは残念。
いや狙いなんでしょうけど、ここでやるべきじゃなかった。
東京03/コント「商品開発会議」(742KB/第6位)
う〜ん…、ウケてたし面白かったんですけど
なんかコントの途中で終わっちゃった感じするんですよね。
これ、本当は10分ぐらい使って
飯塚の無礼なツッコミに角田が怒るくだりの後
飯塚と角田が二人でキレ合って
それを見てた豊本が最後の最後に大ブチギレする、
っていうトコまで行けば完ぺきなんでしょうけど。
でも、それは凄い贅沢な注文と言うか
Aブロックに来てたら、ファイナル行けてたのになぁ。
まぁ、これも「運」の問題ですからねぇ。
Bコース/漫才「バレーボール」(802KB/第5位)
今回奇しくもトリオが3組Bブロックに重なって
しかも、3組ともネタが荒かったんですが
ここはその荒いのを上手く芸風として
持って行けたのが勝因でしょう。
いや、なんかグダグダなんだけど
それが面白かったです。
トータルテンボス/漫才「旅行代理店」(818KB/第4位)
ここに来てM-1のファイナルのネタを持ってきたという事は
オンバトのファイナルは、たぶんあのネタを持って来る
つもりですね。
なんか、前年度のノンスタといい、
M-1での反省点をオンバトのチャンピオン大会で
上手く活用してるコンビ多いなぁ。
いや、それだけ東京の若手とノンスタは
この番組に賭けてるんですよ。
そうじゃなけりゃ「M-1の反省点を考慮してネタを構成する」
なんて事しないですもん。
この「本気」がなんで大阪の若手には通じないかなぁ?
それはそうと、このネタ改めて見ると
やっぱりあんまりいいネタじゃないですね。
前半の国内旅行の所がたるい。
4位だという事がそれを証明していると思います。