上方演芸ホール

普段はこの番組見ないんですが、何も見る番組が無くて
親が見てたのを、一緒になって見てたのですが
偶然に天津が出てたんですね。


mixiの方には一応、天津の考え方を尊重して
「オタク漫才じゃないのはまぁいいとして…」の
書き出しでネタの感想を書いたのですが
んー…やっぱりね、どう考えても
今年の4月から、向にオタク系の番組が増え出した時に
オタク漫才をやらないっていうのは
やっぱり良くないと思う。


いや、むしろ今こそ、オタク漫才をやって
さらに向のオタクキャラをアピールして
向のオタク芸人のポジションを
確固たるモノにするべき時でしょ?
それは木村の為にもなると思いますし。


僕が思うに、ひょっとしたらこの4月から
向のオタク系の仕事が増えた事によって
これがゴールだと思っちゃってるんじゃないかと。
でも、今後向がどうなるか解らないじゃないですか。
例えば今やってるラジオのプロデューサーが
「コイツ使えねぇ」って思っちゃったら
秋の改変期に下ろされる可能性だってあるわけですよ。


今ある仕事を繋ぎとくためにも
そして、さらにオタク系の仕事を増やし
オタク芸人として発展していくためにも
もう一回、萌えジャージ着て
オタク漫才をやるべきだと思います。
これが「ゴール」ではなく「スタート」なのですから。


でも、天津って僕が「ここからスタートなのに」
って思ってる事を「ゴール」だと自己判断して
止めちゃう事が多いような気がするんですよね。


「脳内メイドゆみみ」にしたって、
僕は、これでようやくオタク漫才が完成して
「今から、このネタを引っさげて天津がオタク芸人としてスタートが切れる」
と思ってたのに、当の本人は「これが脳内シリーズのゴール」
と設置して、数回やっただけで次の「○○シリーズ」に入っちゃったでしょ?


なんか、せっかちなのか目標の設置レベルが低いのか知らないけど
「ここからやん!なんで止めんねん!?」って思う事が凄く多い。
その「脳内メイド」もしつこくテレビの仕事があるたびにやって
大阪のお笑いファンから「もう脳内メイドはいい」とか
「それしか出来ないのか」って言われても
それでもしつこくしつこくやりまくって
ようやく世間一般が認知するというか、身になると思うんですよね。


で、今回のネタも面白かったんですけど
結局「誰がやってもいい漫才」でしたからね。
2丁拳銃がやっても成立したと思います。
たぶん、テレビ見てる人のインパクトには
一番残らなかった芸人なんじゃないでしょうか?
下手すると名前が出てこない最後一組になってる可能性もあります。


一番顕著だと思ったのがウチの親で
なすなかにしが出てたときとかは熱心に見てたのに
天津が漫才をやり出したら、さわりだけちょっと見て
隣りの部屋に頭乾かしに行きましたからね。
それは別に向が気持ち悪いからじゃなくて
漫才そのものに興味が持てなかったって事だと思うんですよ。
それって芸人として一番致命的じゃないですか?
面白い面白くないの判断以前に
興味を持ってもらってない訳ですから。


もし、ここで萌えジャージ着て、
「頭の中にメイドさんが居てる」みたいなネタやったら
好き嫌い、面白い面白くない別にして
「なんやろ?この子?」を思って
見ちゃうと思うんですよね。
それが大事な事だと思うんですけどねぇ。
ましてや、今回出たメンツの中だと一番知名度ないんだし。
「売れてない」という事をいい意味で開き直る方向に向けて欲しいです。
麒麟に勝つにはそうするしかないと思うんですよ。


で、最近「脳内メイド」の話したら
「見たこと無い」って人が結構居てたので
改めて、天津の「脳内メイド」を貼っておきます。