「エンタの神様」を見て初めて感動したかも知れない

何気に「エンタの神様」を見てると
なんと天津が登場。


木村は例の着物スタイルだったんで
詩吟をやるのは解ったんですが
「天津」としてコンビで出てる。
しかも紹介Vを見てるとむしろ向の方が前へ出てたので
「あれ?『オタクVS詩吟』でもやるつもりなのかな?」と思ったら
いつもの「男の妄想詩吟」を
「モテない男の妄想詩吟」にして
非モテ男、向を主人公に向の気持ちを木村が詩吟で代弁する」
というスタイルに。


向のキャラもちゃんと活かしてたし
向が動く事によって詩吟の内容にも説得力が出る
しかも、動いてる向の方に
目が行くために木村の詩吟の下手さも気にならない。


もうね、エンタの神様長い事見てるけど
今日初めて感動しました!!


僕はずっと木村の詩吟に向が乗っかるのは
無理だと思ってただけに
このやり方はもう目からウロコでしたよ。


エンタのスタッフって、たいてい
芸人に変な事させて芸人を潰してる事も多いんですが
たまーに「何かが足りない芸人」には
凄い、いい演出をする事がありますよね。


昔、プラン9が漫才の「坊さんが屁をこいた」を
「だるまさんが転んだ」に変えてやってたんですが
最後のオチをつかみのガードマンを持ってくる
というのを見て「おー」と関心した記憶があるんですよ。


ずっとホームグランドに居て
アウェーではどう立ち振る舞っていいか解ってない
大阪吉本の芸人にはエンタのスタッフが
アドバイスした方がいいかも知れません。


今後、天津の詩吟はエンタの神様限定でやるか
他の番組でもこういうスタイルでやって欲しいです。