爆笑オンエアバトル6月12日放送分
オフエア組で一組めっちゃいろいろ書きたいコンビがいるのですが
まずはオンエアしたコンビから。
僕がもし審査員なら○×で評価していますよ。
ブロードキャスト／漫才「輪唱、火事」(481KB)
本当にどうって事ない漫才なんだけど
ノリと勢いで押し切ったって感じですね。
地方収録で全体的に低調な時はこういうネタが玉を集めますねｗ
テレビで見てるとたぶん×だけど、会場に居たら解らないかも。
超新塾／ロックンロール劇場「転校生、ドライブスルー」(461KB)
「お試しかっ！」ではイマイチだった
「TRY ME」が一番笑えましたね。
あのネタはあれだけしつこくやったらオモロイですわｗ ○
トップリード／コント「狭いラーメン屋」(465KB)
設定にかなり無理があるのでは？と思ったのですが
あれだけ熱演されると笑ってしまいますねｗ
今回一番良かったです。○
鎌鼬／漫才「うっとうしいオバハン」(385KB)
今回のレベルでこのネタがこのKB？と思ってたのですが
中身を見て納得しました。
このネタ２、３分での短縮Ver.だと面白いのですが
４分にする事で凄い中身が薄まってましたね。
去年、大阪で鎌鼬がM-1決勝に行けるのでは？
とまで言われてたネタですが
４分にしてここまで薄くなるようだったら
M-1決勝は遥か向こうですね。×
ランチランチ／漫才「爆弾処理」(417KB)
全体的に不調な回はこういうキャラがある芸人が強いですねｗ ○
オフエア組
天津が二度目の100KB台で最下位。
向がエライ不貞腐れてましたがｗ
僕このネタ見た事あるんですが
正直「悪い部分は特にないけど良い部分も特に無い」って感じで
ジャッジペーパーにも書かれてあった
「何か物足りない」っていうのが全てなんだろうなぁと。
しかも、これだけ玉が集まらなかったというのは
会場に居るほとんどの人がそう感じたって事なんでしょうね。
（これは他のネタのレビューですが
ネット番長さんの「不全感」や飲用テレビさんの「The 及第点」が
今の天津を上手く言い表してると思う）
いや、ネタの内容だけの事を言うと
ブロードキャストとかと何ら変わらないレベルなんですけど
トップと最下位に分かれてしまった要因と言うのは
ひとえに「オンバトにどれだけ懸けてるか」っていう
気合いみたいなモンなんだろうなぁと。
まぁ、これは天津に限った事じゃなくて
大阪の若手みんなそうなんですけど
「あんまりがつがつするとみっともない」
みたいな風潮があって
みんなさらっとネタをやりたがるんですけど
そういう芸人を初めて見た時にお客さんが
果たして魅力を感じるのか？って事なんですよね。
向が「手ごたえもそこそこあった」って言ってましたけど
実際、会場はまぁまぁウケてたらしいんですよ。
でも、それで玉が集まらないっていうのは
「なんか惹き付けるモノがない」って事なんじゃないの？
って思うんですよね。
天津は大阪ではそこそこポジションもあるし
芸暦ももう10年ですから、変に落ち着いちゃってる所が
あるんですけど、全国的に見たら
まだまだ無名なんだし「オンエアバトル」のような
深夜番組でがむしゃらにならなイカンレベルだと思うんですよ。
で、僕前期からずっと思ってたんですけど
前期はオタク漫才ずっと推してたじゃないですか。
でも、なんで過去にM-1の準決勝とか敗者復活でやった
「脳内メイド」とか「美容院」とか「ストーカー」とか
やれへんねんと。
そういう勝負ネタを全部つぎ込んででも
チャンピオンに目指すべきだったと思うし
今回にしてもオタク漫才止めるなら
（僕は止めるのは得策ではないと思うんですけど）
せめて去年M-1の敗者復活でやった
「イノシシ」のネタを持ってこえへんねんと。
なんで、それより全部ゆるめのネタを
持ってくんねんって思うんですよ。
でも、逆はあるんですよ。
去年M-1準決勝でオンバトで321KBでオフエアになった
ネタをやった事があって
たぶん「オンバトの客はわからんやろうけど
M-1の審査員ならわかってくれるハズだ！」
と思ってやったんでしょうけど見事撃沈。
オマケに準決勝見に来た人に「なんであんなネタやったの？」
ってブログであちこちに書かれてたり
かわら長介のブログに直球のダメ出し
書かれてたりしてましたからね。
だから、そういう考え方を改めないと
オンバトだけじゃなくて
どこに行っても通用しないよって思うんですよね。
無論M-1とかも。
で、これは僕個人の考えですけど
「脳内メイド」をやる最後のチャンスだったと思うんですよね。
地方の人って東京で流行ってることに憧れがありますし、
情報もちょっと遅れて来てると思うので
今やって時期的にギリギリぐらい。
（東京収録では下手するともう遅いぐらいかも）
僕はあのネタ一度オンバトで審査員がどう評価するか見たかった。
今期はもう出ないでしょうし、
来期出る事になったとしても、
もう流石にメイドブームも終わってるでしょうしね。
だから、本当にそれだけが心残りです。
本当は2006年に出た時にやって欲しかったんですけどね。
