爆笑レッドカーペット2008年11月5日分

もう、完全に今週は「天津向をフィーチャーするための回」でしたけど
よりにもよって「アイドルオタクキャラ」かよ!
いや、これで向がブレイクしても、向がしんどいだけだと思うんですよ。
だって向ってアニメオタクであってアイドルオタクじゃないですから。


まだ、この番組においてはスタッフなり出演者なりが
フォローしてくれるからいいのですが
例えば、アイドルに関してガチのトークする
みたいなイベントブッキングされたら
向、何も喋られないですよ、アイドルに造詣ないですから。


そこまで行かなくても例えばアイドルのイベントの
司会の仕事が来たとして、急に話振られたって
そこに対応出来ないですよ。
向ってアドリブ利くタイプじゃないし。


だからレッドカーペット罪な事してくれたなぁと。
向をごり押しするなら、なんでアニヲタ方面で
やってくれなかったんだと思います。
向もアイドルの仕事なんかよりもアニメの仕事したいでしょうし。


とはいえ、これが放送されてしまったのはしょうがない。
今後、向が世間の誤解を解くためには
来年のR-1ぐらんぷりで、今回と同じ設定で
相手がアニメもしくは漫画キャラのコントをやるべきだと思います。
それで「僕が本当に好きなのはアイドルじゃない、アニメ・漫画なんだ!」と。


結局、これまで向がオタクキャラやっていたにも関わらず
世間にそれが浸透しなかったのは
向が「自分は何か好きか?」「何オタクなのか?」を
ネタを利用して表現しなかったからだと思います。
以前「おわライター疾走」のラリー遠野さんと
お話しする機会があったのですが、そこで
「向って本当にアニメオタクなんですか?」と訊かれたので
「ええ、そうですよ」と返すと
「向って自分で何が好きかを言わないから解らないんですよ」
と言ってたのを思い出しました。
まさにその通りなんですよね。


ただ、ジャンルがジャンルだけに
世間にはわからないと思うのか
向って大舞台で遠慮するんですよ。
でも、そこでやるネタって「野菜オタク」とか「寿司オタク」とか
ピンでやってる「萌えの研究」とか
「向がオタクキャラだって知ってる前提でないと面白さがわからない」
というネタをやるんですよね。
でも、それってマニアックなアニメのネタやるよりマニアックだと思う。
だってどう考えてもアニメオタクより、
天津オタク、向オタクの方が少数なんですから。


たまにアニメオタクをアピールするようなネタもするんですが
明らかにアピール方法を間違えてたり
(これが最たる例↓)

だから、こうやって向に世間の注目が集まってる今こそ
自分がアニメオタクだという事を
きっちり完成度の高いネタでアピールしないと。
アイドルオタクキャラのイメージが付いてしまう前にもw


それで今回やった矢口との妄想コントですけど
これには欠点がありまして
それは「そばにターゲットになってる本人が居て
プロフィールが合ってる事をいちいち自己申告ないといけない」
という事です。今回のも矢口がいちいち
「はい、合ってます」とか言ってましたからね。
だから本当に一人でやるのに向いてないんですよね。
細かい情報が合ってるかどうかを立証してくれる人が居ないから。


でも、これがアニメや漫画のキャラだと
DVDやコミックスがある訳じゃないですか物的証拠して。
これをいちいち向が自己申告する。
例えば「DVD何巻の第何話で○○は△△が好きだって言ってたよねぇ〜」
って言わせると、それが「お前どんだけその作品が好きやねん」
「お前どんだけアニメ見とんねん」っていう風に
見てる人に心でツッコませる事が出来ると思うんですよ。
それがボケになりキャラになる。
そして、それが笑いになると思うんですよ。


だから、来年のR-1ではぜひ向に
好きなアニメキャラとの脳内同居生活を
コントにしてやって欲しいです。