【この人物のオモテとウラ】嘉門達夫「三度目の正直」:ゲンダイネット

長年、嘉門達夫という自分を見て来て
僕が今回の結婚に期待するのは
「早く子供を作って欲しい」って思うんですよね。


ぶっちゃけ、この人がダメになった最大の原因って
「この人には愛というか情が無い」
そこだと僕は思うんですよ。


まぁ、この人がいかに情が無いかの例を一つ挙げますと
10年ぐらい前、僕嘉門さんに誘われて沖縄にバカンスに行ったんですね。
で、そこで泊まったホテルのレストランで朝食のバイキングで
料理を取ってたら、偶然嘉門さんもその時間にそこに来てて
(ちなみに嘉門さんとは部屋は別)僕はわかってたものの
そういう場でイキナリ嘉門さんを見たら「うわっ!嘉門達夫や!」
って思って、一瞬声が出なかったんですよ。
ただ、流石に無視はいかんやろと僕も思ったんで軽く会釈したら
「挨拶しろ!」って怒られたんですよ。
まぁ、ここまでは僕にも原因があるんでいいんですけど
問題はその夜、あちこちに飲みに行った時に
行った先行った先で「こいつは挨拶も出来んヤツで…」
みたいな事を言いまわる訳ですよ。


僕今から思うと結構酷い仕打ちやと思うんですよね。
その話はその場で終わったやんと。
いや、結局僕を全うな大人になるようにしつけてやろうとか
そんな思いは無くて、ただ「こんなロクでも無い奴の面倒見てまんねん」
って偉ぶりたかっただけなんですよね。


いや、そのバカンスも最初「怒りのグルーヴ〜震災編〜」の
カップリング曲のアイディアが思いつかないから会議をする」
って名目で僕とあと作家の人が二人集められたんですよ。
いや、この時期にバカンス行くなとかそういう事は言いませんよ。
でも「その名目でバカンス行くのはどうよ?」って思うんですよね。
一応メイン曲がメイン曲なんやし、僕もちょっと真面目な会議が
あると思ってましたからね。
それなら最初から「沖縄に遊びに行くねん」でええやんと。
しかも、たぶん本人は気付いてないと思うんですよ。
天然でやってしまってる感じがするんですよ。


まぁでも、例え情が無くても若いうちは感性も豊かですから
別に情なんてなくてもいい作品は作れるですけど
そういうのって年とともに衰えてくる。
これは誰でもそうなんですよ。


じゃあ、ベテランの歌手なり芸人なりが
そうなった時、人の心を動かすモノは何かというと
「情」なんですよ。


ただ、この人にはその「情」が薄い。
だから若い頃にウケてた事を機械的に繰り返すか
もしは、単なる年寄りの愚痴になる。


その年寄りの愚痴も「情」があれば笑いや感動になるけど
それがないもんだから、単なる現代社会や若者を攻撃するだけに
なってしまってるんですよね。


では、その「情」がない原因は何かというと
要は「自分大好き」な人なんですよ。
自分が大好きすぎて、他人に愛を注げない。


だから子供が出来て「自分よりも大切な存在」が
この世に出来れば、彼は変わるんじゃないか? と僕は思ってます。


正直この結婚も「愛」というより「恋」でした結婚って感じしますしね。
知り合ってから結婚までの期間が短かったですから。
だから「恋」が冷めたあと、嘉門さんの「情の無さ」に
お嫁さんが耐えられるか?それが凄く心配です。


だから、熱の冷めやらぬウチに
とっとと子供作るべきだと思うんですよ。


子供が出来たら人生観変わると思いますし
それをいい方向性で曲作りに出てくれればなぁって思います。

25th ANNIVERSARY SELF COVER BEST

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