笑い飯・千鳥の舌舌舌舌

なんかサンテレビで上記のタイトルの番組が始まったので
試しに見てみたんですが、オープニングトークで
哲夫発信で「僕らは女子高生に人気無い、女子高生にモテたい」
みたいなトークしてまして、最近哲夫ってこの話を
まるで鉄板トークのように喋るんだけど、なんか違うよなーと。

だって、こういう話っていかにも人気ありそうなのが
「実は女子高生に人気無いんですよー」っていうなら
話として成立すると思うんですよ。
ネタにしても、実話トークしても。
でも、笑い飯に「僕ら女子高生に人気無い」って言われても
「まぁ、そらそうやろなぁ。」で終わりじゃないですが。
そんなギャグにもならないような話を
まるで鉄板トークのようにされてもなぁと。
お客さんも笑ってたには笑ってたけど
なんか愛想笑いっぽかったし。
「ああ、ここってたぶん笑い所なんだろうな」って
察知して笑ってたみたいな。

あと、僕が思うに笑い飯って、一般的には
「笑いに対してストイック」なイメージあると思うんですよ。
漫才版ラーメンズみたいな。
だから、そういう「女子高生にモテたい」みたいな事言っちゃダメだと思うんですよ。
そういうイメージ戦略みたいなのが上手く出来なかったから
笑い飯ってM-1ファイナルの常連なのに、ブレイク出来なったんじゃないかな？

で、思い出したのがこの動画なんですが

なんでか西野の方が叩かれてるみたいですけど
これ聞いてる限り笑い飯の方が凄いケツの穴がちっちゃい事を言ってるようにしか
聞こえないんですよね。
むしろキングコングの方がオトナというか
「キャラ作りで言うてんのかも知れんけど
みっともない事言うてんで」って言ってるように僕は思えますね。
（梶原の「そんな女みたいな事言わんといたらええのにな」っていうのが
それを意味してると思う。）

笑い飯のキャラだったらキンコンやノンスタに対して
「まぁ、アイツらはアイツらで信じるものがあるんならええんちゃう？
俺らは別に興味ないけど」って言えばカッコイイんですよ。

なんかこの叩き方って一部のキンコンとかアイドルぽい雰囲気を持つ芸人のアンチが
「お笑い一筋の笑い飯が、女にうつつをぬかす芸人に苦言を呈した」みたいに言ってるけど
僕から見たらただ、ひがんでるだけちゃうんと思うんですけどね。

例えば芸能記者がビートたけしに「毒舌」を期待して
ダウンタウンについてインタビューしても
たけしは「ウケてるんだから面白いに決まってるんだよ」
っていうんですよ。
そういう「粋さ」が笑い飯に無いんですよね。
そこが笑い飯が「漫才職人」になりきれてない理由じゃないではないでしょうか？

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