第一回お笑いトークラリー&東京観光記

いよいよやって来ました、お笑いトークラリー当日。
今回は東京まで、昼の長距離バスで行ったので
道中の旅行記を書きたいと思います。


朝、目覚ましで目覚めたのですがうっかり二度寝をしてしまい。
大阪駅前の来た時は本当にギリギリ走りながらバスに乗りました。
まだ朝でちゃんと目が覚めてない状態の全力疾走は
死にそうになりましたw


その後はそのままバスで東京に向かいます。
いつもは夜行バスで東京へ向かうんですが
その時はサービスエリアが閉まってるので
今回は開いてる時間に行けるので、思う存分堪能して来ました。


・・・と言っても浜松でうなぎ弁当食べただけなんですが^^;
でも、これがめちゃめちゃ旨かった!
僕が食べた事あるうなぎって、なんか泥臭いんですが
これは泥の匂いがしない!もう、他でうなぎ食えなくなりそうですw
いや、あんまり食べないですけどね、そもそも。


そして、東京までゲームしたり、ぼーっとしたり、寝たりして過ごしてました。
今まで夜行バスだと「寝る」の一択すかなくて
寝れない事がストレスになってたんですが、
昼のバスは基本自由ですから精神的に楽なんですよね。
今度からバスで東京行く時は昼便を使おう、うん。


そんなこんなで東京に到着。
今回のトークラリーの司会である
ラリー遠田さんと織田聡史さんと合流。
ちょっとした打ち合わせのあとロフトプラスワンに移動。


100人ぐらいのキャパで、お笑いやオタク系のイベントをよくやってるらしく
僕と同じく大阪出身の織田さんと二人で
「こういう所が大阪にあればなぁ…」と言ってましたw
ただ、こういう場所が大阪にあって、そういうイベントがあっても
お客さんが集まるかどうかは微妙ですけどねw
大阪人ってそういう事に関して造詣低いからなぁ…。


そして、かつてJoy-parkとかに出演していた
TAKEちゃんと一緒にチラシを折ったりして準備をしていると
織田さんが「にづかさんはサイドの舞台に座って
こちらから何か振ったら、それに応えて下さい。」
あーそういえば事前にそういう話振るかも的な事言われてたのを
思い出しましたw
そこで一気に緊張がMAXにw
その後、織田さんと早い晩ご飯を食べに行っていよいよ本番スタート!


第一部、ラリーさんと織田さんのトークでしたが
普段二人から聞いてる話なので、そんなに新鮮味はなかったのですが
それを真剣に聞いてるお客さんの様子の方が興味深かったです。


あと司会は二人ともこういうイベントが初めてで慣れてないせいか
ラリーさん喋らなさすぎ、織田さん喋りすぎっていう感じがw
今回ラリーさんメインで織田さんがサブの位置に居る感じだったんですが
元々二人の持ってる本質的なモノが役割と違ってたというか
PLANETS読んで思ったんですが
ラリーさんって、インタビュアーとして聞き手に回るといいタイプで
織田さんは、自分でがんがん前へ出て自分の意見を言うタイプなんですよね。
なので本来の役割と逆になっちゃってるんですよね、個人の得意分野と。
だって、僕はお二人が「お笑い」について語ってるのを
よく聞いてますけど、普段はもっと噛み合ってるし、
もっと面白いですからねw


で、僕が思うに織田さんは「織田聡史」の名前でお客さんが呼べるぐらい
頑張って有名になるべきだと思います。
そして、自分でトークイベントをやるか、こういうライブに
メインゲストで出て喋った方が織田さんの良さは活きると思う。
織田さんは自分の意見をストレートに言う人なので
その分反感は買うかも知れませんが
逆に指示してくれる人や意見を面白がってくれる人も
増えると思うんですよね。


第二部はダイノジ大谷さんを迎えてのトークコーナー。
大谷さんのトークを聞いて思ったのは
大谷さんって「非常に素晴らしい松本信者」である事。
松本人志のお笑い界にもたらしたいい意味での影響を
あそこまでちゃんと分析して語れるのは素晴らしいと思いました。
それでいて、松本人志が過剰なまでに崇拝されてる事の違和感も
話したりしたので、松本信者の理想の形だと思います。


ただ、千原ジュニア笑い飯まで松本人志
同じ目線で語るのはどうなのかなー?と。
いや、あの二組はたぶん何も考えてないですよw
ジュニアは二丁目時代も今もなんか周りが
「ジュニアがこういう風に仕立て上げよう」とする空気に
そのまま乗っかっちゃってるだけですし、
笑い飯西田がM-1で言った「思ってたんと違ーう!」
大谷さんが分析するような深い意味はなくて
本当にただのアドリブだったと思います。
いや、だから大谷さんの言った「記者会見場でキングコングにプロレスを仕掛ける」
事が出来ないんですよ。
たぶん大谷さんの言った「プロレス」の意味もよくわかってないと思う。


結局、大谷さんが思う「ジュニアはこうあって欲しい」「笑い飯はこうあって欲しい」
という理想を現実とごっちゃにしてしまってるだけだと思うんですけどねぇ。


あと、今回「松本人志論」が大谷さんの一番「素晴らしい」と思う考えなら
僕から見て一番「どうかと思う考え」は大谷さんの「吉本興業論」ですね。
大谷さんが吉本にいろんな反発的な考えを持ちつつ吉本に居るのは
「劇場があるから」だと、ここだけでなくいろんな所で言ってますけど
僕はなんかそれを理由にお笑い芸人みんなを吉本に引き入れようとしてない?
って思うんですよね。
僕は大谷さんの考えだったら、他の事務所も定期的に公演が出来る箱を持てる様に
まぁ、運動とまではいかないけど「そうあるべき」といって運動を働きかけて欲しいと思うんですよ。
僕が一番「あれ?」と思ったのは、東京で吉本と同じように定期的に公演してる
浅草の寄席について「俺は良く知らない」っていう発言はおいおいって思いましたよ。
いや、浅草がナゼ今も続けてられるのかととかその辺も研究して
今度、他事務所が箱を持てるようにするべきなんじゃないのかなぁ?って思うんですよね。


いや、結局大谷さんがやってるのって、結果的に吉本興業が考えてる
「お笑い吉本統一化計画」に肩入れしちゃってるように思えるんですよね。
でも、それってお笑い界にとって決して健全な状態じゃない。
実際大阪はそれが成功してしまって、それが原因で
お笑い業界が崩壊の一途を辿って行ってるんですけどねぇ。


あと「劇場がある」というのは芸人さんが憧れるというのはわかるんですが
でも、それは逆に「固定客を作ってしまって、それによりそこ独特の空気が出来上がってしまう」
という部分をまねく事もあるわけで。
だから吉本って独特の空気が出来てしまって
いろんな事務所が出てる番組で浮いたりするんですよ。
もしくはその独特の空気を全部に染めようとして変な感じになったり。
(特に大阪吉本はその傾向が顕著にある)
今までみたいに、いろんな事務所の芸人が合同で
ライブやる形で充分じゃないかな?って思います。


それとこれは打ち上げでの話ですが大谷さんが
「号泣や18KINの事を思うと…」みたいな事をおっしゃってたんですが
正直、申し訳ないけど号泣、18KINレベルじゃなぁ…とも思うんですよね。
誰とは言わないけど、吉本で彼らぐらいのレベルの芸人で
吉本に居るおかげで延命出来てるのが何組がいてますが
「それって本当にいい事なの?」って思ったりもします。
ある程度成功を収めなかった者は淘汰されるのが芸能界だと僕は思うんですけどね。
芸能界だけが人生じゃないですからね。


さて、トークライブも終わり、あとは打ち上げとなるのですが
それは次の日の日記で書きたいと思います。