エスパー魔美トリビュートCD2006

植田佳奈が歌う「エスパー魔美トリビュートCD2006」
というのがエスパー魔美のDVDBOXの予約特典が付くらしい。


この話題にオリジナルを歌ってた橋本潮さんが困惑気味の模様。


と、いうかこれって誰が嬉しいの?
純粋なエスパー魔美のファンはこんなの別にいらんだろうし
植田佳奈のファンもこのCDの為にわざわざBOX買う人って
かなり金持ってるか、よっぽど濃ゆーいファンだろうし。
いや、たぶん植田佳奈のファンなら
「いや、そのCDだけ売ってーな」って思うでしょう。


販売元がジェネオンらしいんですが
ここのメーカー、昔パイオニアLDCを名乗ってた頃、
まーちゃんが所属してたんですけど
とにかく声優の売り方が下手糞なんですわ。


彼女を売り込もうとした作品「新!天地無用」
は従来の天地ファンの怒りを買い戦略は失敗。


唯一タイアップ主題歌も「時空探偵ゲンシ君」という
子供向けアニメで声優人気に繋がるわけもなく
まーちゃんの存在は声優界でも
「あとちょっと」な位置にずっと甘んじていましたし。


なんで「ヲタ向けアニメに起用して主題歌を歌わせる」
というオーソドックスな戦略をとらなかったのかが未だに謎です。
スタチャと同じ事すんのイヤなのか?
でも、その戦略以外「声優を売り込む方法」ってないじゃん。


ちょっと話は反れましたが、あの頃から
かなり年月経ってるのにも関わらず全く進歩してませんな。


オマケに今は昔と違ってそういう「アイドル売り」って成功しにくいんですよ。
前述の植田佳奈ちゃん(ここから敬称付き)も
何年か前「ワンダバスタイル」と「グリーングリーン」で
アイドル売りをして、両方とも失敗してますしね。


その後声優でブレイクしたには「マリア様が見てる」の
福沢祐巳ですから、やっぱりちゃんと「声優」として
売り出さないとダメって事ですよ。


声優業を無視したアイドル売りが成功したのって
90年代終わりのほんと一瞬だけですから。