笑いの金メダル 最終回

最終回はネタスペシャルという事で期待してたんですが…
なんか「最後までスタッフがいらん事したな」
という感じでした。


最終回用に作家が作ったネタ、
特別に組ませたユニット
ほとんどグダグダでした。
(ハンバーグ師匠とインスタントジョンソンは面白かったのですが)


結局見てて面白かったのって
ちゃんと自分のネタをやった
タカアンドトシ、ペナルティ、
そして、くりぃむしちゅーだけでしたから。


タカトシはあの定番ネタ「欧米か!」をやったんですが、
何度も見てて展開は知ってるし、
本人らも流し気味にやってたんですが、
それでもここまで見れるのは凄いです。
ネタの完成度も去る事ながら
こういう場で、こういう定番ネタをやるという
度胸も大したモンだと思います。


以前「誰でもピカソ」に出た時も
「自分らの出世作なので」というので
たけしの前でこのネタをやったのですが
「こういうネタって、普通恥ずかしがって
嫌がるモンなんだけど
ちゃんとやるのは凄いよ」って褒められてましたし。


お笑いファンって、どうしても新作を求めたり
例え、微妙な結果になっても
「新しい事にチャレンジした」事を
手放しで褒める傾向があるんですが
先輩の芸人さんはむしろ
「同じ事をやり続ける事」を評価しますよね。
タカトシもよく「欧米か!」を
やる続けろ!って言われてますし。)
僕もその意見には同意します。


オンバトでも、初挑戦で鉄板ネタやればいいのに
なんか新ネタとかやっちゃって
滑る芸人とか居ますからね。
そう考えると「鉄板ネタ」をやるというのは
逆に度胸がいる事なのかも知れません。


ペナルティは久々に「これぞペナルティ」と
いうコントを見ましたw
いやぁ、この番組でも後半なんか
変なコントばっかりやらされてましたからね。


中身は「ダンス教室」と基本的には一緒なんですが、
最後のワッキーダンスからヒデの飛び蹴りの
流れはいつ見ても楽しい。


最後、くりぃむしちゅー
海砂利水魚時代の漫才」としてやってましたが
海砂利時代というより、くりぃむになってから
タレントしてやってる事を
昔のネタに乗せてやってる感じで
漫才として普通に面白かったです。


最後の「ねぇ、ユーミンこっち向いてワオ!」は
上田がボケやってた時代にやってたネタを
無理矢理持って来てたんで、あれは置いといてw


それにしても、竹山が言ってた
「こういうのの積み重ねで番組が終わるんやないか!」
がシャレになってない感じだったなぁ。


最後ぐらい、マトモなネタ番組をやって欲しかった。