音楽バカTV2
今日は仕事が休みだんたんで、家で昔録ったビデオをHDDにダビング
さらにそれをDVDにダビングという作業をやってました。
そこで「音楽バカTV2」という番組を録画したテープを発見。
これは今からおよそ10年前に「ひょうきん族」のスタッフが、
音楽コントのみで作った約1時間半の特番で、
出演は嘉門達夫、ROLLY、清水ミチコ、松村和子、千原兄弟、ジャリズムと言った面々。
千原兄弟とジャリズムはたぶん「千原・ジャリのバカTV」という
番組をやっていたので、その流れでしょう。
もちろん千原兄弟もジャリズムも、嘉門達夫やROLLYなどと並んで
メインでコントをしたりしてるんですが
その中でココリコとペナルティが「バンドが全員下半身丸出し」という
一発ギャグのみで登場しており、この時点で吉本の扱いが
千原兄弟、ジャリズム>ココリコ、ペナルティ
だった事を物語っていて、非常に感慨深いモノがあります。
(途中のコントでジュニアがジャリズムに言い放った
「別にこのキャスティング、お前らやなくても良かってんぞ。
『ココリコ』でも良かってんぞ。」のセリフが涙を誘います)
ただ、千原兄弟やジャリズムがやってたコントというのが
サブイコントやって、お互いを罵りあったり、慰めあったりという
「サブさ」を逆手に取った内容なんですが
これが「サブイ」のがシャレになってないんですよ。
(ネタじゃなくて、ホンマに「サブイ」っていう)
それを見て「あー、こりゃこの二組を東京に行かせたのは失敗だったかなー?」
って痛感しました。
他に前田政二、Mr.オクレ、グレート義太夫の3人による
バンドギャグみたいなのをやってたんですが、
これが昔の「ひょうきん族」のノリを髣髴とさせるようで楽しかったです。
んで、このメンツを見てると「何人トリオ」から村上ショージを抜いて
グレート義太夫を加えたメンツなのですが
非常にバランスがいいんですよ。
前田政二がボケて、義太夫がツッコんで、オクレさんがワンポイントで
入って来て笑いをかっさらうって感じで。
「何人トリオ」から村上さんを外すだけで、ここまでバランスが良くなるモノかと。
まぁ、だから村上さんって良くも悪くも「ピン芸人」なんでしょうね。
元々漫談家の弟子*1ですし。
他のメンバーって前田政二は元々「銀二・政二」*2というコンビでしたし、
義太夫もオクレさんも元はバンドマンですから
チームプレイというのを心がけれるんでしょうけど、
村上さんは常にワンマンプレイですからね。
何人トリオの時も一人でボケてツッコんで、あとの二人置いてけぼりでしたし。
…ってなんで出てない村上さんの話題でこんなに行を使っちゃってるんだろ?
恐るべし、村上ショージ。
他にも売れる前のゴスペラーズとかがコントやってたりして
今見ると結構貴重な映像満載の番組でした。