<児童ポルノ>逮捕の教諭「嗜好は15歳から」:毎日新聞

こういうタイトルの付け方をすると
どうしても「異常性癖」の部分のみが
クローズアップされてしまいがちなんだけど
僕は「異常性癖」である事よりも
「性癖を現実の世界に持ち込んでしまう」
事の方が問題だと思います。


どうしても日本って、こういう「異常性癖」に対して
「病気」みたいに思ってしまって
「そこを治療すれば、こういう犯罪は減る」みたいに
思う人が多いみたいだけど
「性癖」は病気じゃないから治らないし
(「嗜好が変わる」事はありますが、それは
自分の中の心変わりであって、人から指導されて
治るモノではない)


逆に言うと「性癖」を治さなくても
犯罪をさせないようにする事は出来ます。
実際「異常性癖」を持って人のほとんどは
犯罪を犯さないで生きて行ってるんですから。


実際スイスでも「性癖を治す」のではなく
「犯罪を犯さないようにする」というやり方で
子供を狙った犯罪が減らしたそうですからね。


どうも、こういう「異常性癖」を「無いもの」と考えるから、
そういうのを持ってる人が出て来ると
「こんな人間居るはずがない」→「彼は病気なんだ」
って考えが生まれてしまう訳で
「あるもの」だと考えて対処すれば
正しい対処が出来るんじゃないか?って思うんですよね。


「あってはいけないもの」かも知れないですけど
それと実際の「あるなし」とは別問題になりますからね。